コロナ禍の影響で売上がゼロになったセミナー事業。2021年はこれをコロナ前から倍増させ年間売上3,200万円を達成しました。2020年スタート直後、新型コロナが全世界を直撃し、予定していたセミナーがすべてキャンセルという事態に陥りました。もう一つの柱であったDVDセミナーの販売も、同時期に「無料」のZOOMセミナーが乱立したため、まったく売れなくなりました。動画配信に手を出すもののライブとは話し方やプレゼンのノウハウが全く違うため大苦戦。しかし、この流れは止められないと思い、あるオンライン配信の専門業者と手を組みセミナー事業の完全オンライン化を図りました。毎月１万円で動画見放題のプランと双方向性の高額セミナープランを組合せ、半年間で事業化に成功しました。

2021年6月に法人化。”病や障害があっても　過ごしたい場所で過ごしたいように過ごせる。そんなあたり前のくらしをすべての縁ある人に”　がミッション。在宅医療を専門として”自宅に病院以上の総合医療を届ける”ことを目標にデジタルシフトを中心に2021年は取り組んだ。自宅療養者のコロナウイルス診療のオンライン診療を中心に対応。情報のデジタル化・共有化で、かかりつけ患者は在宅療養者・外来通院者、年齢性別、疾患問わず24時間365日対応。院内のRPAを進め単純な事務作業のみを行うスタッフ体制から専門職中心の体制づくりにシフト。雑誌「バンブー」のインタビューを受け、デジタルシフトの取り組みが掲載。財団から助成金を受けて100人まで参加可能のオンラインスクールを2021年８月から開講し、週替わりで現場で活躍する医療者を講師に、ヒーローインタビュー形式で講義。これから在宅医療に取り組む医療者向けに毎週1時間開講(30分レクチャー、30分相談、地域医療づくりのアイデアだし)。地域医師会、学会、大学で講師として講義、現場で実技研修。売上15％増、経常利益は20〜30％以上増の見込み。