神田昌典「２０２２」全講演会ファイナル

GIGAスクール構想において GoogleのChromebook がシェア４割を超え、Googleからの業務委託である研修講師派遣実績は４～９月までの上半期だけで400回を超えました。また Google アプリ群をオンラインで操作実習しながらみんなと学ぶ、まったく新しいスタイルの個人向け研修サービスをローンチし、会員が400人を超えました。８月には『Google Workspace for Education で創る10X授業のすべて（東洋館出版社）』を刊行し、２刷１万部超。Amazonでは67件、4.4の高評価を得ました。11月16日にはNHKEテレ『プロのプロセス』に「クラウドのプロ」として出演しました。

年初よりYouTubeでの動画配信を強化、動画21本で登録者数25,000人達成。リアルビジネスに於いて、問い合わせ数増加。動画広告収入月平均９〜12万円を得ながら、売り上げ15%UP。また、日本の職人技術を取り上げる事で、これまで全く無かった文化財保存の大規模公共工事プロジェクトの依頼が入る。愛知県在住でありながら、福井県内某市役所での城壁復元工事800万円を元請け企業から指名請負い。また静岡県内某市役所から、国指定文化財の復元工事の入札参加の打診があり、入札参加９社の中から受注に至り2000万円の案件受注、12月中旬より着工。これまで小さな商圏での事業が、全国から引き合いになる事業へと移りつつある大きな１年となりました。この勢いを加速させ、ニッチ分野でトップを狙うべく実践を加速させます。

子ども主体の保育を浸透するために、自園ではオランダの保育手法

「ピラミーデ」を導入し、保育環境、運営方法を見直し。また書籍『保育園運営の教科書』を出し、保育の世界にビジネスの世界では当たり前の組織運営の考えを浸透させ、無意味なストレスがない職場環境こそが保育の質を高めるということを伝えていく活動を始めました。

児童発達支援では、来年稼働の地域の唯一の児童発達支援センターの設立準備と、地域の保育園幼稚園への訪問支援の形が定まってきて、子どもがどの場所でも笑顔になるための活動ができました。

その他、寄付された絵本を再販して、その利益をまた寄付していく仕組「ありがとうBOOK」や「ゴミ拾いNPO法人 green bird」の朝霞チームを作り、SDGsへのコミットを強めました。

コロナ禍の影響で売上がゼロになったセミナー事業。2021年はこれをコロナ前から倍増させ年間売上3,200万円を達成しました。2020年スタート直後、新型コロナが全世界を直撃し、予定していたセミナーがすべてキャンセルという事態に陥りました。もう一つの柱であったDVDセミナーの販売も、同時期に「無料」のZOOMセミナーが乱立したため、まったく売れなくなりました。動画配信に手を出すもののライブとは話し方やプレゼンのノウハウが全く違うため大苦戦。しかし、この流れは止められないと思い、あるオンライン配信の専門業者と手を組みセミナー事業の完全オンライン化を図りました。毎月１万円で動画見放題のプランと双方向性の高額セミナープランを組合せ、半年間で事業化に成功しました。

2021年6月に法人化。”病や障害があっても　過ごしたい場所で過ごしたいように過ごせる。そんなあたり前のくらしをすべての縁ある人に”　がミッション。在宅医療を専門として”自宅に病院以上の総合医療を届ける”ことを目標にデジタルシフトを中心に2021年は取り組んだ。自宅療養者のコロナウイルス診療のオンライン診療を中心に対応。情報のデジタル化・共有化で、かかりつけ患者は在宅療養者・外来通院者、年齢性別、疾患問わず24時間365日対応。院内のRPAを進め単純な事務作業のみを行うスタッフ体制から専門職中心の体制づくりにシフト。雑誌「バンブー」のインタビューを受け、デジタルシフトの取り組みが掲載。財団から助成金を受けて100人まで参加可能のオンラインスクールを2021年８月から開講し、週替わりで現場で活躍する医療者を講師に、ヒーローインタビュー形式で講義。これから在宅医療に取り組む医療者向けに毎週1時間開講(30分レクチャー、30分相談、地域医療づくりのアイデアだし)。地域医師会、学会、大学で講師として講義、現場で実技研修。売上15％増、経常利益は20〜30％以上増の見込み。

インドネシアで学生を教育して、日本に人材を紹介しています。『2022講演』で聞いた「ビデオ・ファースト」の取り組みと、自身の強みである「行動力」を掛け合わせて１年間活動してきました。そのおかげでビジネスが難しいと言われるインドネシアで実績のある３つの学校と提携することができ、さらに別の提携話もいただいています。さらにその学校を動画撮影してYouTubeにアップし、QRコードにして、直筆の手紙と一緒に顧客へ郵送したところ反応率が10%と大きな反響があり驚いています。手紙を見てご連絡くださった方のところへは「行動力」を活かして、鹿児島〜北海道にいるお客様のもとまでお会いしに行きました。そのおかげで200人以上のオーダーをいただきました。

2011年。東日本大震災後、文字通り、真っ暗闇になった日本列島。経済低迷の出口も見えず、未来に希望が見いだせなくなった。その年にー神田本人も深刻な病気を患っていた。どん底の状況下、「日本から陽を沈ませてしまうわけにはいかない！」と、一発奮起。『2022-これから10年飛躍する人の条件』を書き上げ、上梓したことを機に、2022年まで、年初に全国を講演で巡ることを決意。経営者・経営幹部、社会リーダーたちをはじめとした、3000名以上の地域変革リーダーたちが参加する一大イベントとなっている。一昨年までは全国20都市以上を回っての講演ツアーであったが、昨年に引き続き今年も神田明神から全世界をオンラインでつないで開催。

外務省、戦略コンサルティング会社、外資系メーカー(日本代表)勤務後、新成長事業の構築、およびリーダー育成のためのコーチングを提供する、アルマ・クリエイション社を設立。経営者・経営幹部、社会人から学生までの事業開発・人材開発を通して、マーケティング、探求学習教育を支援している。
2007年「日本のトップマーケッター」に選出(『GQ JAPAN』調査)　

2012年アマゾン年間ビジネス書売上ランキング第1位　

2013年米国から招聘された「フューチャーマッピング」講座をかわきりに世界展開へ　

2014年ワールドマーケティングサミットにてフリップコトラー教授のパネル・コーディネイターをつとめる　

2018年マーケティングの世界的権威のECHO賞・国際審査員に選出　

2021年古田土会計「社長の成績表」で2,315社中トップの成績
現在、国内経営コンサルティング会社2社の顧問、NPO法人学修デザイナー協会の顧問としてビジネス分野のみならず、教育界でも精力的な活動を行っている。