12分の魔法 西成活裕 氏
創造力 桂由美 氏
5年後のための、帝王学 ルネ・ヴァン・ダール・ワタナベ 氏
30年後 船井 幸雄 氏
48時間で7桁ビジネスを立ち上げる 驚くほどシンプルな方法 『Million Dollar Weekend』 ****************** 変化の激しい時代には スピードは何よりも重要。 考えすぎずに、しかし着実な方法で ビジネスを展開するヒントがここにある。 …by神田昌典 ****************** 今回取り上げる本のタイトルは、「週末で億万長者」です。サブタイトルは「48時間以内(=土日)で7桁のビジネスを立ち上げる驚くほどシンプルな方法」となっています。 著者のメインビジネスは、サブスクアプリをサブスクでなくても買えるようにするというものです。サブスクだとどうしてもコンバージョンが少ないので、この方法は効果的です。 本書は、週末でどうやって起業していくのかが、細かく書かれているのですが、起業家だけではなく、ビジネスに携わる人は、理屈先行で動き出せない人が多いので、スピードを上げてビジネスを作るこのアプローチは参考になります。 具体的な内容で、まず目標数値の設定方法が解説されていますが、それが実にユニークです。一般的な売上目標や顧客数などとは違います。 その次は「拒絶目標」です。これもとてもユニークなもので、フットワークを軽くするのに有効です。 さらに、「コーヒーチャレンジ」という、ちょっと変わったアプローチもあります。これは、相手の反応を受け止めることで、「依頼する力」を鍛えるというものです。 また、創業者ファーストと顧客ファーストの概念について解説されています。 そして、本書のキモである「48時間テスト」の具体的なやり方とステップが紹介されています。 その他にも「100人の法則」や需要を調べる方法についても、詳しく書かれています。 神田さんは、今、知識は増えているいっぽうで、それらが分断されていて、全体像が非常にわかりにくくなっているので、本書は役に立つと述べています。 このノウハウは起業ではなくても、新規事業や新商品・サービスのリリースでも使えますので、スピーディな事業展開のために、ぜひ参考にしてください。
タイトル D2C(ネット通販)で 100%確実にネット広告の費用対効果がア ップする“最強の売れるノウハウ”とは? 今回は、9月 12 日(木)に、株式会社売れるネット広告社 代表取締役社長 CEO 加 藤公一レオさんさんをお招きして、「D2C(ネット通販)で 100%確実にネット広告の費 用対効果がアップする“最強の売れるノウハウ”とは?」ということで、お話を伺いまし た。 同社は A/B テストの試行回数日本一に認定されています。(UA-JAPAN RECORDS) 今回ご紹介する“最強の売れるノウハウ”をしっかり実践すると 100%確実にネット広 告の費用対効果を劇的に上げることができるということで、効果実証済みの非常に緻 密な戦略を細かく教えていただきました。 盛りだくさんの内容でしたので、そのほんの一部をご紹介しますと、 ・今すぐ LP のレスポンスを劇的に上げる方法。CVR が最大で 2.1 倍アップ! ・9割の人がやっていないカート離脱を防ぐ方法 ・ある画面を有効活用しアップセル率が最大 10 倍アップする方法 ・さらに LTV を劇的に上げ、キャッシュフローも改善できるとっておきの方法 ・引上率・クロスセル率が最大 6.1 倍アップする方法 ・既存客をフォローするのに最適なタイミングとは? ・リピート率が劇的に上がる方法と、これらをさらに強力にする最先端の方法 ・100%に近い開封率が得られる意外なメディア 同社はこの 14 年間で、これらの“最強の売れるノウハウ”を用いて、平均 4.2 倍の広 告費用対効果を改善し、最大で 18.0 倍の広告費用対効果を改善し、多くの売上 100 億円企業が生まれたそうです。 今回ご紹介いただいた方法は、B2B にも応用可能ということで、本当に「最強の方 法」ですので、ぜひ確認して実践してみてください
実践的な価格設定のための 『Practical Pricing』 ****************** 値上げの必要性と重要性は 誰もが理解しているはず。 にも関わらず値上げが難しいのはなぜか? 本書はその核心に切り込む一冊だ。 …by神田昌典 ****************** 神田さんは、今回の本を選んだ理由は、値上げをして欲しいからだと言っています。物価上昇によりコストがアップしていることで、値上げが必須の状況になっているからだけではありません。 その理由を著者は次のように語っています。 「多くの中小企業は、実際にはもっと高い料金を請求できるにも関わらず、そうしていません。どの市場にも、「もっと支払いたい」顧客がいることを理解するべきです」と。 あなたが提供する商品・サービスの価値を最大化することで、価格を上げることができるとは言うものの、実際には値上げは容易ではありません。そこで、どのようなステップで値上げをしていけばいいのかというプロセスが、具体的に6つのステップとして解説されています。 まず、私たちが理解しなければならないのは、「顧客は何に対してお金を払っているのか?」ということです。そのポイントが8つ示されています。 そして、価格を上げるために、価格に対する6つの質問が用意されています。 さらに、神田さんは、本書から得られたインサイトとして、次のことを紹介しています。「情報が爆発した結果、顧客はもはや価格調査に労力をかける代わりに、自分と共振するトライブが「推す」商品・サービスを購入する」 「トライブ力」とは一体何か? そして価格を上げるのが難しい本当の理由について明らかにしています。 最後に、価格を上げるためのお宝プロンプトが紹介されました。 値上げの重要性はあなたも十分理解されていると思いますが、具体的なやり方が示されている本書の内容はとても参考になるはずです。
完全日本語対応のノーコードツール スマホアプリは自社で作る時代へ 今回は、10月15日(火)に、MikoSea株式会社 代表取締役社長 CEO 工藤亮太さんさんをお招きして、「完全日本語対応のノーコードツール スマホアプリは自社で作る時代へ」ということで、お話を伺いました。 今回ご紹介するのは、会社全体をDX化していくために、大きな推進力となるツールです。ノーコードアプリは、パワポの文書を作る感覚で、動くアプリが作れて、決済もできるというものです。 同社は元々システム開発会社で、NFTのプラットフォーム事業を展開しています。しかし、NFTを使った先のシステムを開発するとなると費用が高くなってしまい、費用対効果が合わず見送られるケースが非常に多かったのだそうです。 そこで簡単にできるツールを探していたところ、Clickを見つけ、買収したということです。ClickはiOS、Android、Webアプリが、プログラミングなしで作れる日本発のシェアNo1ツールです。Clickで作られたアプリは4万個を超えています。NFTの運用のためだけではなく、企業のあらゆる活動をアプリ化でき、社内の業務簡素化にも役立ちます。 従来、ノーコードだと、自由度が低く、見た目があまり良くなかったということですが、Clickは自由度が高く、大手のシステム会社でも使われているそうです。LINEログインやPayPay払いも簡単にセットでき、Click単体でサブスクにも対応でき、Hubspot等の他システムとも連携できるのです。さらにChatGPTとの連携も可能になっています。 自由度ということに関して言うと、従来のシステム導入は、型にハマったものを入れていく感じだったのですが、Clickの場合はオーダーで作る感じで、今まで思いつかなかったアプリが作れるのが特徴です。 ビジネスのイメージができたら、すぐにアプリ化できるのは、すごく大きなメリットなので、あなたもぜひお試しください。
価格を上げるための再評価 『(Re)Value: Raise Your Prices and Build Your Legacy』 ****************** 本書は価格を上げるための テクニック本ではなく 価格と価値の本質的な関係を問うものだ。 …by神田昌典 ****************** 今回ご紹介する本のタイトルは「再価値化」で、副題は「価格を上げて、伝説を築く」となっています。価格に関する本ですが、価格を上げるテクニックの本ではなく、もっと戦略的な内容になっています。 本書では、「商品の価格は必ずしも商品価値を反映するものではなく、会社の価値を上げるために、商品価格はいろいろ左右され始めた」ということが述べられています。 確かに無料アプリ等は、商品そのものの価値を表しているのではなく、会社の価値を上げるためのものだと言えます。 著者は価格に関するいくつかの重要なポイントを、少し哲学的な表現でユニークに表現しています。例えば、 ・顧客の価値観を分析するためのフレームワークとしての「顕著性の風景」 ・ビジネスの中核を貫く共通のテーマやアイデアを指し、顧客との一貫したコミュニケーションを可能にする「赤い糸」 ・顧客はもっと支払うことを厭わなくなるギャップを表すものとして「表明された価値vs体現された価値」 ・カゴ落ちのような小さな顧客の行動を理解する「原始レベルの行動」 ・競争の激しいノイズにあふれる市場で生き残るための「信号と急流に乗る」 神田さんは、価値創造と顧客関係を深めるための新しい視点と戦略を提供する一冊だと述べており、本書からのインサイトを次のようにまとめています。 1)「会社そのものが製品」になる時代における価格戦略 2)「競争相手と異なる価値を提供する方法」を絶えず見直すことが必要 3)「視覚的・物理的シグナル」による価値の伝達 最後に、再価値化のためのお宝プロンプトが紹介されました。 あなたもぜひ本書のフレームワークを活用し、会社の価値を上げるための価格戦略について考えてみてください。
AI時代に影響力を発揮する「話す力」とは? 今回は、11月8日(金)に、株式会社Voicy代表取締役CEO 緒方憲太郎さんをお招きして、「AI時代に影響力を発揮する『話す力』とは?」ということで、お話を伺いました。 Voicyは、国内利用者数200万人突破のNo.1音声プラットフォームです。神田さんは、良質な顧客を獲得するために、声の媒体は非常に重要だと言っています。 緒方さんがVoicyを創業された時は、まだワイヤレスイヤホンもなかった時代ですが、近い将来、画面を見なくても、音声だけで、生活しながら情報が得られると考えたそうです。 Voicyの特徴として、ありのままが伝えられる結果、本当にその人を求める人が集まってくるということが挙げられます。 そして「声の文化」という観点で、YouTubeやPodcastとどのように違うのかについて、様々な角度から具体的に解説をいただきました。その違いはなるほどと唸るもので、改めて「声」が持つ意義について考えさせられるものでした。 そしてそれらの違いを踏まえて、Voicyを他のメディアとどのように差別化したり、組み合わせたりするのが効果的かということをお聞かせいただきました。 さらに、Ximalaya(シマラヤ)が、日本では成功しなかった理由を解説してくださったのですが、それがものすごく深い理由で、国民性や生活習慣にまで関わっていることがわかりました。 緒方さんはVoicyで稼ごうということではなく、新たな文化を作りたいということをおっしゃっていますが、「声には身体性がある」ということで、目で見ることと、耳で聞くことの違いについて、深く追求されており、人間の「声」が持つ奥深さがとてもよく感じられるお話でした。 最後にとても印象的だったのは、自分の声を自分で聞くのは、最初抵抗があるものですが、それは鏡で身だしなみを確認せずに人前に出るようなものだというお話です。そして、Voicyのパーソナリティで、上手くなっている人の共通点は、自分の放送を聞いている人なのだそうです。 あなたもぜひ「声の影響力」を駆使してください。

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