書店のビジネス書コーナーに行くと、
速読や読書法についての
さまざまな書籍が並んでいます。
フォトリーダーの私がググッと
興味を惹かれるのは、
いわゆる「読書の達人」と
いわれる方々が書いた読書法の本。
齋藤孝さん、佐藤優さん、成毛眞さんの本などです。
みなさん、膨大な量の本を読み、
それをアウトプット(生産=生業)に
つなげているわけですから、
どんなふうに本を読んでいるのかは
とっても気になります。
読んでみると、
みなさん共通しておっしゃっているのは、
読む前の「仕分け」の大切さ。
そういったことを短時間で判断し、
それに応じた読み方をされています。
つまり、ノープランでいきなり手あたり次第に
読んでいるわけではない。
本に応じて、読み方を変えているわけです。
そして、読み方を選択する際の指針となるのが、
その本を読む目的です。
自分はこの本から何を得たいのか。
少し考えてみただけでも、
本を読む目的は実にさまざま。
なのに、どれも同じ読み方をしていたら、
何とも効率が悪いわけです。
☆本を読む目的を意識する☆
☆それに応じて本を仕分けする☆
実はこれ、
フォトリーディングの 5 つのステップのうち、
最初のステップ「準備」と、
次の「予習」でやることと
まったく同じなんですよね。
まさに、ここが大人の読書のキモなんです。
読書の達人たちが実践し、
世界中のフォトリーダーも
実践していることなんですね。
とはいえ、
せっかく手元にある本を
「読まない」と決断したり、
著者が何年もかけて完成させた本を
「速読」するという判断をくだすことに、
じんわりとした罪悪感を感じる方も
いらっしゃることでしょう。
いや、むしろそういう方は多い。
私もそうでした。
フォトリーディングでは、
その罪悪感を取り払うためのワークを
まずしっかりと行います。
ここがクリアできるだけで、
さっと雲が晴れたような、
新しい視界が開けます。
これで、本を縦横無尽に読みこなし、
吸収した知識を自らのアウトプットに
ラクラクとつなげる
準備が整うわけです。
そんな大人のみなさま、
本の読み方を通して
それを解決するための“キモ”を
まずは一緒に手に入れてみませんか?