あなたは洋書にトライしたことはありますか?
「仕事で必要だったから仕方なく・・・」
「どうしても読んでみたい本だったから」
「英語で本が読めたらかっこいい!」
など、さまざまな理由で洋書を
読もうとしたことがあるかもしれません。
しかし、多くの場合、数ページ読んで終わり。
文章を読んでいるのにも関わらず、
頭になかなか入ってこなかったり、
わからない単語が出てきて、つまづいてしまったり。
あなたはその原因が「英語力」だと思っていませんか?
実は、洋書読みをザセツしてしまう多くの原因は
「英語力」が問題ではなく、「読み方」にあります。
あなたは、洋書を読むときに
1ページ目から読み始めていませんか?
小説や物語であれば、1ページ目から読み始めるべきですが、
あなたが読む本がビジネスで使うような実用書や専門書の場合、
この読み方の戦略は多くの場合、失敗します。
なぜなら、最初から少しずつ読み込んでいても、
全体として理解できるのはずっと先になってしまい、
その間にあなたの脳は眠くなってしまうからです。
それでは、洋書を読むためのコツは何でしょうか?
あなたにひとつお伝えするのなら「質問をつくること」です。
あなたはその本を手に取った目的があると思います。
仕事で直面している問題や課題を解決するために
その本からのどのような情報が必要でしょうか。
例えば、部下ができたけれど、今まで一人でやってきたから、
どのように育てたら戦力になるのかがわからない。
せっかくだから、最新理論で短期間で教育としていきたい、
という目的があったとします。
すると、「自分の部下を短期間で育て上げる3つのことは?」
「自分も部下も楽をしながら、成果を出せる方法とは?」
「どのようなスケジュールを立てたら、効率的に部下が育つのか?」
などの質問を考えることができると思います。
するとその本の中で読むべき箇所がより
明確になってくるのではないでしょうか?
そして、それらは本の始めに書いていない
ということがわかると思います。
目次を見ながら、その質問に対する答えがどの章にあるのかを探し、
そして、その章から読み始めるのが良いでしょう。
すると「どうしても知りたいこと」をすぐに知れるわけですから、
全く関係のないものを読むときより、あなたの脳はよく働いてくれるでしょう。
ぜひ、洋書を読み始める前には、質問をつくり、
そして、その答えが書いてありそうなところから読み始めてみましょう!
さらに、脳を効率的に動かしていくためには、
洋書のフォトリーディングが有効です。
実は、2018年にオンラインでご紹介したところ、
そこから苦手だと感じていた洋書に取り組む人が続出。
一年経った今でも、継続的に洋書読みをされています。
まずはフォトリーディングを今から学んでおいてください!