フォトリーディングを学んで 広島大学でマネジメントの博士号を取得した澤根哲郎さん。 澤根さんが博士号を取得したのは2012年。 56歳の時でした。
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”僕は寄り道ばかりなんです。 実は大学は7年通って中退しました。 最初は、北大理類に入ったのだけど、 学びたい農業経済学科には入れず、途中で転部しました。 当時はインドに興味があったから、インド哲学のある文学部へ。 でも、ある日、インド旅行から帰ってきたら、 必修の単位が足らずに退学処分になっていました。 転部した文学部には4年在籍できると思っていたら 農学部・文学部通算して4年だったんです! まあ、仕方ないかで中退。 その後、親の仕事の手伝いから税理士になりました。 ある時、税理士の友人が修士を学んでいて その楽しそうな姿に、僕も学びたくなり、修士を目指すことにしました。 税理士の仕事に役立ちそうだから、管理会計を学ぶ。 学習したいと思ったら、まずは目標を設定するんです。 漠然とやっても身につかないでしょ? でも、大卒じゃなかったから、修士の入学試験受験資格審査は大変でしたね。 最後は、大学時代の取得単位数が決め手になったそうです。 卒業に必要な単位は通常は120ぐらい。 僕は156単位を取っていました。(必修は足りてなかったけど。) 大学で学んでおいて、よかったです。”
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澤根さんがフォトリーディングを学んだのは2003年。 学習において、目標設定が大事ということを 感じていたことは、すでにフォトリーディング的な マインドをお持ちだったのでしょうね。 この時の澤根さんは税理士として働きつつ、 岡山大学で管理会計の経済学修士資格を取得されていました。 修士で学びが面白くて、 そのまま博士の道を目指すことにしたそうですが、 博士への道は簡単なものではありませんでした。 博士論文はこれで大丈夫なのか?認められるのか? そんな不安が、常に心に引っ掛かっていたそうです。
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”修士論文は質と量で判断される。 質は自分自身では判断しきれないが、量は解る! だから、修士は周りが驚くぐらいの量で勝負しました。笑 でも、博士は量というわけにもいかず、 新たなアプローチが必要でした。 そんな時、突破口となったのがフォトリーディングですね。 フォトリーディングのスキルがなくては博士は取れなかった。 「この本、この論文から、これをもらうんだ」 というはっきりした目的意識がないと自分の論文にはなりません。 多数の論文から自分の目的の物を探すときに フォトリーディングを使いました。”
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そして、澤根さんは 2012年に博士号を取得。 その間に、なんと、2冊の本を出版!! 博士の勉強を続ける上で、 本の執筆は気が紛れて良かったのだとか。 もちろん、本の執筆にもフォトリーディング。 編集作業には、マインドマップも多用されたそうです。 澤根さんの学習意欲は 博士号取得や出版だけに留まらず、 現地の人との会話を楽しむために、 英語を始めとした数々の語学もマスター。 洋書フォトリーディングもご受講いただき、 今、一番ハマっているものが 洋書の読書なのだとか! 洋書は、スラスラ読める部分もあれば 主語述語がどれかも解らないものもある。 洋書はクイズを解くかのように楽しい、そうです! (こちらの話は次の機会にお話しさせてもらいますね。)
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”学びは楽しい! 学ぶと楽しみが増える 人生いかに楽しむか! 先に見えるものの大事かもしれないけど 一歩一歩楽しむことが大事。 山に登るのは頂上に登ったことを楽しむのではなくて その過程の1歩1歩を楽しむ。”
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そう語る澤根さんの更なる目標は 「小説の出版」なのだとか! 寄り道をしつつも 本当に様々なものを見て体験してきた、 澤根さんだからこその世界観が 小説にどう表現されるのか 興味津々ですね。 澤根さんの学びの旅はまだまだ続きます。
書籍を情報収集の手段として読むだけでなく、 読んだ情報を何に使うかを意識し 独自の感覚で本からの知識を統合して さまざまな価値を生み出す、フォトリーディング。
澤根さんも、ご友人から 「澤根は、色々なことを知っているから、 さらに面白い事が見つかるのだろうな」 と言われたことがあるそうです。 フォトリーディングを学ぶと 様々な知識や知性を関与させる学び方が 自然と体得できるのかもしれませんね。
人生寄り道しても大丈夫! あなたの目的とフォトリーディングがあればっ(笑) ですね!
あなたも、さらに人生を楽しむために フォトリーディングを一緒に学んでみませんか?