リードフォーアクション 木村祥子です。
2011年から開催している
ビジネスモデルジェネレーション読書会から
私なりに理解した
ビジネスモデルの描き方の紹介を
させていただいています。
1.あなたの想いが伝わる9つの空白
2.小さな力が大きなパワーとなる共振現象
3.顧客に恋する共感マップ ←この記事はここ
4.あと一歩踏み出す勇気があったら…
5.あなたがあなたに共感する
今回は、その3回目。
ビジネスモデルキャンバスは、
(1)顧客セグメント
から描いていきます。
それは、お客様がお金を払って
あなたの商品やサービスを買ってくれるからです。
「うぅ~ん、わかっちゃいるけど・・・」
(1)顧客セグメント→(2)価値提案
「お客様のニーズに答える価値って何?」
と考えると悩んでしまいませんか?
そんな時に活用できるのが共感マップなのです。
顧客を購入という行動に導くには、
顧客の心に気づくことが必要。
だから、悩むんですね。
これって、
相手の気持ちを知りたい・・・けど分からない・・・
恋する気持ちに似ているカモ。
顧客のプロフィールを
短時間で作成することができます。
ビジネスモデルを構築する上で、
複数でビジネスモデルを描く際など
メンバーの意識を集中させるのに役立つのが人物像です。
対象である顧客にメンバー全員の意識を
注中させることができるでしょう。
顧客が
(a)何をみているのか?
(b)何を聞いているのか?
(c)何を感じ、何を考えているか?
(d)どんなことを言い、どんな行動をしているか?
そして、顧客の
(e)痛みとは何か?
(f)得られるものは何か?
描き出していくのです。
顧客のニーズがわかったら
(2)価値提案
を埋めていきましょう。
≪参考ページ≫
ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書
の130ページをご覧ください。
慣れるまでは、下記の順番で描いてみるといいでしょう。
—
1.対象となるお客様の環境面を整理しましょう。
(会社、家族、住んでいるところなど)
2.(a)~(d)の4つをまず描いてみる。
3.(e)と(f)を1と2から想像する。
—
つまり、
顧客の『属性』情報から
顧客の気持ちである『心理』
という順番で分析していきます。
ラブレターを書く時にも
相手の共感マップを
描いてみるのもいいかもしれませんネ。