RFAお役立ち記事

誰よりも読んでなくて、誰よりも理解しているんです

作成者: マネージャー管理|2019年11月10日

リードフォーアクション 木村祥子です。

私は、2011年より
リードフォーアクションにて読書会を開催しています。
初期の頃に題材にしていた本がこちら。

開始した当初は、まだ翻訳されていなくて洋書でした。
トータルすると、50回以上
ビジネスモデルジェネレーションの読書会に
参加してくださった総動員数は、800人にものぼります。

私は、この本を
誰よりも読んでなくて、
誰よりも理解しているんじゃないかな…と
勝手に思っております。
読書会を始めた当初は、
ビジネスモデルと企画書の区別がつかないような
会社員でした。

ある日、読書会参加者が、

『起業したいんだけど、
ゼロからイチを生み出すってどうしたらいいか
わからないんです…』

なんて問いを出しました。

すると、このページが目に飛び込んできたんです。


見開き真っ白です。

それだけで衝撃だったのですが、
右下にこんなメッセージが書いてあったんです。

Do you have the guts to start from scratch?

さらに衝撃でした!
あなたはゼロからスタートする勇気がありますか?
と書いてあったんです。

そう、その人への答えです。
新しいことをはじめるということは、
真っ白なキャンバスに
絵を描き出すようなもの。
描くか…描かないか…
上手に描くことばかり考えていたら
いつまでたってもスタートできないんですね。

こんな感じで
参加者の数だけその本に対しての問いがあり
答えもさまざまなページに書いてあります。

もしかしたら、
同じ問いでも、
人それぞれに背景が違うから
見つかるページが違うかもしれません。
そう…さまざまな視点で
参加者が読書をしてくるのです。

誰よりも読んでなくて
誰よりも、さまざまな視点で答えを得る読書をしてきました。
それが楽しくて楽しくて
読書会を開催していたら、
企画書とビジネスモデルの区別がつかなかった私が
ビジネスモデルを描けるようになっていました。

摩訶不思議…(笑)
読書会も楽しいけど、
読書会のファシリテーターをやめられないのは、
知らなかったことを参加者と一緒に学ぶことができる
共通のテーマや本で読書をするから、自然と仲間ができる
誰よりも読んでなくて、誰よりも本を理解することができる
こんな得があるからなんです。