リードフォーアクション斎藤恭子です。
12月18日に開催されたエキスパートカフェ
見ましたか?
課題本は
『職場のストレスを解消するコミュニケーションの教科書』
この本の著者の武神健之さんのミニ講演会。
これがすごく面白かったです!
何かおもろしかったかと言うと
武神先生のキャラクター!
武神健之さんは、現役の医師で医学博士で
日本医師会認定産業医。
一般社団法人日本ストレスチェック協会代表理事で
外資系のグローバル企業で、年間1000件以上の
健康相談がストレス、メンタル相談を
しているスペシャリスト。
今回は部下と上司のコミュニケーションが
焦点なので、産業医にアドバイスを求めて
自分や周囲が直面している課題への質問が
多く挙げられました。
質問への回答も的確で
すご〜く良かったのですが、
その際の武神先生の歯に衣着せぬ物言いが
たまらなく面白かったです。
例えば、質問の中で
「産業医に対して良いイメージを持っていない」
ことを正直に伝えてくれた方がいました。
産業医面談は会社として
稼働の高い社員を産業医と面談して
しっかり社員の状況や意見を聞きました
というエビデンスを取っておき、
後々問題になったときに
会社としての立場を守るために面談している認識。
実は私もそう思っていた派です。
過去に長時間労働の面談を受けてきましたが
良し悪しは判断せずに
相手の話を聞いて
当たり障りのないことを言う、
そんなイメージを持っていたわけです。
一方で、
それを聞いた武神先生からのアドバイスは・・・
産業医にもいい医者、悪い医者、
合う合わない、色々ある。
ピンキリ。
言われたような産業医もいる。
来月も長時間労働可と判子を押してくれればいい、
そういう会社もある。
それは仕方がない!
僕はそういう会社とは付き合わない。
あなたも付き合わなければいい。
そんな産業医を雇うような会社に
勤めているのは自己責任。
だから、自分だけは何とかしようと
していくべきではないか。
そして、コメントの最後に
厳しくてごめんね!
と笑っていらしたのが印象的でした。
そして
武神先生が一貫して伝えていたのは
セルフケアの大切さ。
人に何とかしてもらうことを前提にせずに
自らコミュニケーションをとってみること。
このようにズバッと言ってくれる
産業医もいるのですね。
認識を改めました。
ちなみに
カメラの回っていないところで
武神先生は
読書会に参加するような人は
メンタル的に心配ないでしょう。
本当にこの本を読むべき人は
別でしょうね。
とも、言っていました!笑
人としての魅力溢れる武神健之さんでした。
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