RFAお役立ち記事

読書会と会社創りの関係性とは?

作成者: マネージャー管理|2020年3月15日

リードフォーアクション 木村祥子です。
親の会社を継ぐ技術
の著者 田村薫さんをご紹介します。

著書のタイトル通り、
田村さんは父親の経営する保険代理店を継承し、
現在、サンクリエイト株式会社 代表取締役。
ご自身が親の会社を継承するという過程で、
多くの中小企業が抱える
親子間での事業継承の実態を目の当たりにして、
25年、独自に検証してきた方です。

そして、田村さんは
リードフォーアクションの
リーディング・ファシリテーターでもあります。

読書会という活動をする
そして自ら本を出版する!
まさにスターファシリテーターです!

さて、事業継承については、
『お家騒動』というありがたくない
タイトルをつけられて
ニュースに登場することもあり、
一般的に、結構難しいもの、という印象があります。

こういった『お家騒動』の多くは、
親子での『経営方針の食い違い』と分析されることが多いですが、
これは一部の問題を示しているにすぎない。
と田村さんは言います。

意見が食い違うなら話し合いで解決せよ、
というのは表面的な話でしかありません。
いわば、家族が高熱でうなされているから、
解熱剤を飲ませました、という話にすぎません。
この高熱が命に係わる病気なら
熱を下げるよりその病気そのものを直す
治療を優先させるでしょう。
親子の確執を話し合いで解決せよ、というのは
この解熱剤のようなものです。
(親の会社を継ぐ技術より引用)

 確かにおしゃっるとおりですよね。
では、田村さんは
いったいどのようなプロセスを経て
父親から事業を継承することができたのでしょう?

田村さんは、
ある講座を受講し、
「会社づくりというのは、講座の場づくりと一緒」
と気づいたそうです。
まさに読書会も場づくりからスタートです!


会社という環境を整え
従業員の働きやすい状態にするのはもちろんですが、
会社づくりに欠かせない役者、役割を持たせ、
丁寧に人育てをすることが大事だと気づき
それに取り組んできたとのこと。

そして、事業継承する、先代にも
後継者となる自分自身にも役割があり、
その役割を最高に演じるための場を
会社という舞台としてしっかり作っていくということになります。

「いい場が作られている講座は、
受講している人が勝手に気づき、
勝手に学んで帰りますよね。
会社もそういった場にしたいと気づいたんです。

会社も場づくり、人づくりをしていけば、
自分で学び、成長できる従業員が育ち、
会社も成長していくと思うんです。
それに徹したら従業員が、主体的に自発的に働くようになり、
それをみていたら、先代も自然と認めてくれるようになりました。」

田村さんが実践されていることは、
親子間の事業継承だけではなく、
どこの職場や人間関係にも役立ちそうですね。

田村さんが社内で、
場づくり、人づくりを
どのようにされていたかのお話は
後日、紹介させていただきます。

田村さんの親の会社を継ぐ技術
要チェックです!

読書会も、会社も
場づくりから…

読書会の中で、田村さんから
会社づくりの極意聴いていきたいですね。