リーディング・ファシリテーターの岩野聡美です。
マーケティング・ジャーニーについて
紹介をさせていただきます。
「新時代のビジネスモデル構築法」と表紙にある通り、
これからの時代のヒントを本書から得たいためです。
私は特に、「ニッチを探す方法」や
「着想力はどこから得るのか」
「仲間と結束する方法」
について本書から学びたいと思い、読み進めていきました。
本書は、これからの先の見えない世の中で、
ヒントになるような事例を数多く紹介をしています。
ヒントになるカギとして挙げられているのが、
「市場」「ニッチ」「顧客」「着想」
「巻き込み」「集客モデル」「仲間」「事業成功」です。
これは実際に事業を計画するところから
実際に行動していくところまで、
数多くのヒントが上記ヒントの切り口で挙げられています。
この本を読み、
実際にご自身の悩みと重ね合わせて計画を練り、
実際に行動していくことに
よりこれまでにない成果が得られることでしょう。
マーケティングがテーマになっている本ですが、
実際に事業を行っているビジネスマンだけでなく、
これから世の中に出るであろう
学生さんたちにも分かりやすい内容だと思います。
良さが伝わっていないものを探し出すことは、
ある意味自分の分身であるという点が衝撃的でした。
加えて、工夫しないと売れないものをあえて選ぶ
と言う点も自分にとって印象的でした。
しかし、これらを通して考えたのは、
これにより自分にとって本当に必要なことを
探すことができるのではないかと思ったです。
それはイコール自分の大好きなもの、得意なものを
突き詰めると言うことかもしれません。
これにより、私でも自分にあったニッチを探すことができそうです。
1番印象的だったことは、
Googleアナリティックスと
データの裏にある人の営みを創造するという点です。
Googleアナリティックスは
以前より私自身も使用していましたが、
そのデータの裏にあるその人
個人の生活についてまで想像した事はありませんでした。
Googleアナリティクスのデータの
裏にある個人の生活に思いを馳せることで、
データのさらに奥にあるものを
肉付けすることが出来るような気がしました。
そのことで、より個人にフォーカスをして
思いを載せることができるのかもしれません。
私の中で印象的だったのは、
「複雑なことをシンプルにすること」
「協力者同士が出会える場づくり」の2点です。
「複雑なことをシンプルにすること」は、
どうしても難しく考えがちな仕組みを
誰でもわかるようにシンプルにすることで、
多くの人に伝えることができるんだということを学びました。
「協力者同士が出会える場づくり」は、
普段バラバラに活動している人同士が
出会う場を作ることによって、
新たな動きを自らの手で
どんどん作ることができるということを学んだ気がします。
この本は、新しい時代に対応していくために
何をしていったらいいのか
いまひとつわからない人に読んでいただきたいなと思います。
なぜなら、ここには新しい時代に対応するための
着想力や仲間づくりなど多くのヒントが詰まっているからです。
この本をご自身の問いと重ね合わせて読むことにより、
新しい時代に合わせたマーケティングのための
ヒントがたくさん見つかると思います。
ぜひこの本を通してそれをつかんでくださいね。