リーディング・ファシリテーターの斎藤恭子です。
リードフォーアクション の読書会に参加して
もっと読みたかった!
と思うことってありませんか?
リーディング・ファシリテーターという立場上、
大きな声では言えないのですが、
私もよく思ってます。笑
リードフォーアクションの読書法では
自分が知りたいことに関する質問を作り、
その答えを探す読書をします。
自分が本から知りたかった知識が
短時間で得られるので、
本を読もうとした理由、その目的が達成されたのなら
本来はこれ以上読む必要性はないはず。
でも、もっと読みたい気持ちが残っている。
これって何だろう?
本を全部読まないと「もったいないお化け」が
私の中にまだいるのかしら・・・。
そんなモヤモヤを感じていたのです。
2020年5月30日、
『日本人が知らないプロリーダー論』を課題本に
著者の小早川鳳明さんをゲストに迎えた、
エキスパートカフェが開催されました。
このエキスパートカフェで、
ファシリテーターの木村祥子さんが
概要がつかめたらOK!
読み進めたい気持ちを断ち切ってみましょう!
断ち切る遊びをしてみてください。
そんな風に言っていて、
私をモヤモヤさせていたのは
単に読み進めたい気持ちだったのか!
と気がつきました。
正体が解ると、冷静になりますね。
絶対とは言い切れないですが、
読みたいと思いつつ、
その先読み進めても、私の知りたい情報は
これ以上は載ってはいないと思うのです。
だとしたら、これは
居間でTVが付けっ放しでドラマが流れていて
そのドラマが見たいわけじゃないけど
何となくチラ見してしまう。
見ているつもりはないはずなのに、
途中でチャンネルを変えられると、ちょっとガッカリ。
この状態か!!
と思ったわけです。
(あ、これ、共感してもらえなてくて大丈夫です。)
木村さんが言っていた
断ち切るを意識してやってみると、
それほど後ろ髪を引かれないことに気がつきました。
自分で断ち切る!と
自分の意思を尊重し
区切りをつけるのが大切なのかもしれませんね。
ファシリテーターとしても
ちょっとした言葉掛けが大事なのだなと
気がつかされました。
ありがとうございました!