2020年7月31日(木)、TBSラジオACTIONに
日本最大級の読書会ネットワーク
リードフォーアクション を代表して、
事務局長の木村祥子さんが出演されました。
今回は、ACTION木曜日のプロジェクトで
読書量が減っているという子ども達に
本を読むキッカケや、習慣を身につけてもらうべく、
子供たちの為の「オンライン読書会」を開催。
木曜日のパーソナリティーの
羽田圭介さんと幸坂理加さんから、
こどもオンライン読書会の準備のために
ノウハウを教えて!
との依頼でラジオ出演してきました。
「こども読書会」に向けて、
子供たちには、課題図書の「いらないねこ」を
事前に読んでもらうんですが…その際の注意点ってありますか?
木村さんからアドバイスは3つ。
1. 読書をする前に「いらないねこ」の表紙の
絵やタイトル、著者の名前を見て、
どんな本かを想像してもらう。言葉にしておく
2. リラックスして読んでもらう
3. 本を読んだ後、印象に残ったシーンやキーワード、登場人物など、
3点を書き出しておく(長い文章ではなくキーワードなどでOK)
これをすることでの効果として、
読む前の印象と読んだ後の印象が可視化されます。
読む前はこうだったけど、
読んだらこうだったと感想が出てきたり、
こんなシーンが印象的だったとか
キーワードで出してもらうことで
ファシリテーターが感想を引き出しやすくなるんです。
表紙の絵から想像すると話したときには、
タイトルパーソナリティの羽田さんからは
「えー!!」と声が上がりました。
「そんなことやったことない!」
そして、ファシリテーターが
感想を引き出しやすくなると聞いたときには
「引き出しやすくなるというのは、読書会で有効かも!」
盛り上がってくれていました。
「こども読書会」の開催で
当日の注意点ってありますか?
木村さんからは2つをご紹介。
1. ファシリテーターは進行役で先生ではない。
教える人ではなく、その場を促す人。
大人でも先生でもない、子供と同じ立場で楽しんでください。
2. オープニングが大事。ここは面白そう。安心できる。
最後まで参加したら自分にメリットがありそうと
期待感を持ってもらう。
仲良くなるために全員で自己紹介もいいですね。
私たちの読書会ではグラウンドルールを設定します。
どんな遊びにもルールがあって、
遊びながらやるからこそ、
笑顔で発表するとか、話したら拍手をする、
みんなで応援し合う、仲良くなるとか、
楽しくなるルールを設定してみてください。
緊張している子がいたら、
伸びしてもらうなど、ちょっと身体を動かして
リラックスしてもらうといいかもしれませんね。
当日の様子を想像した、
羽田さんと高坂さんからは
固い言葉使っちゃいそう。
子供目線で子供たちに寄り添っていきたい。
「めちゃくちゃ勉強になりました!」
と感想をいただきました。
このリードフォーアクションの読書会テクニックが
どう生きるのか?
第1回こどもオンライン読書会が
どのような場になるのか、とても楽しみです。