タイトル:やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ
著者:大平 信孝
著者略歴
ファシリテーターの感想・おすすめのポイント
やりたいことはあるけれど、それを実現するための行動を起こしていない人は多くいます。「英語を話せるようになりたい」のに、英語に触れさえしていない。
「体を鍛えて健康になりたい」と、何年もジムを探し続けている。
これは仕事でも同じです、
「早く上司にトラブルの報告をしなきゃ」と思いつつ、夕方になってしまった。
明日が期限の報告書があるのに、気乗りせず手をつけられていない。
こんなことが続き、「だから私はダメなんだ」「いつもギリギリにならないと動けない」「あのとき動いておけばよかった……」と自分を責めている方もいるかもしれません。
しかし、こうなってしまうのは、あなたの性格や能力のせいではありません。
脳が、面倒くさがっているだけなのです。脳の仕組みを理解し、行動スイッチの入れ方を知れば、誰でも自分を動かすことができるようになります。
よく「やる気が出ない」という人がいますが、「やる気」は行動した後にしかついてきません。やる気に頼っていると、永遠に動くことはできないのです。
本書では、アドラー心理学や脳科学に基づいた、「やる気に頼ることなく自分を動かすためのコツ」を豊富なイラストを交えながら紹介しています。
≪はじめに≫
≪第1章 先延ばしがなくなる!
行動に「初速」をつける方法≫
01考えすぎて動けない人は、仮決め・仮行動でよしとする
02どうしても一歩を踏み出せないときは、試しに10秒だけ動いてみる
03面倒なことは、前日にちょっとだけ手をつけておく
04同じ場所で同じことをする
05新たに習慣づけたいことは、すでに定着している習慣にくっつける
06なんとなく乗気しないときは体を動かしてみよう
COLUMN 1 朝の時間の使い方を工夫して、1日に「初速」をつけよう
≪第2章 集中力が驚くほど続く!
「行動ブレーキ」の外し方≫
07机上のモノの定位置を明確に決める
08月に1回、パソコンのデスクトップを整理しよう
09仕事を中断されたら、再開時にやることをメモしておく
10毎日の仕事終わりに、明日どんなことをするかイメージしてメモする
11あれもこれも気になって集中できないときは、紙に書き出す
12くじけそうなときは個別・限定的に捉える
13プレッシャーがきついときは、1分間目を閉じて情報を遮断する
14気が緩みすぎたら、自分に適度なプレッシャーをかける
15自分との約束にも「締め切り」を設定する
16プランを複数用意して、「想定外」をなくす
17どうしても動けないときは、最悪の状況を具体化する
18ご褒美を設定して自分を動かす
COLUMN2「音」と「姿勢」に意識を向けてみる
≪第3章 感情に左右されない!
行動マインドのつくり方≫
19結果に振り回されそうなときは、「打率」で考える
20何をしてもうまくいかないときは、物差しのメモリを小さくする
21「できていないこと」ではなく、「できていること」に注目する
22「結果目標」ではなく「行動目標」に注目し、悪循環から抜け出す
23無意識に口にしている「言い訳」に気づく
24他人ではなく、過去の自分と今の自分を比較するクセをつける
COLUMN3 10秒でできる自己肯定感が上がる行動5選
≪第4章 「忙しくて動けない」がなくなる!
時間の使い方≫
25自分が何に時間を使っているかを把握しよう
26時間割をつくって原則を守る
27仕事中は時間を15分単位で区切る
28「本気の30分」を1日2回確保する
29気分転換の方法を所要時間別にあらかじめ決めておく
COLUMN4 時間の質を上げる4つの質問
≪第5章 夢や目標に向かって一歩踏み出せる!
行動思考の身につけ方
30人生を変えるには「ぶっとんだ目標」が必要
31目標を立てる1「欲望」にフォーカスすると、本当にやりたいことが見えてくる
32目標を立てる2「頭の声」「体の声」「心の声」を分けて聞く
33「目的」と「取り組み内容」を明確にする
34目的を設定する自分の価値観を理解すると、真の目的が見えてくる
35取り組み内容を明確にする1マイルストーンを3つ置く
36取り組み内容を明確にする2マイルストーンをチャンクダウンする
37目標をクリアする前に、もう一段高い目標を設定する
COLUMN5 あなたの行動を大きく変える!
セルフイメージの上げ方
巻末付録 目標を着実に実現するための「振り返りノート」の書き方
≪おわりに≫
超要約! キーワード索引
やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ
はじめに:すぐやる人とできない人の違いを書く
第1章:具体的な初速と新たな習慣化のヒントを書く
第2章:行動を止めない工夫と気持ちの整え方と区切りのつけ方と最悪イメージ
第3章:事実にフォーカスすること
第4章:時間管理術
第5章:目標と目的を明確にすること
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