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『売上を2倍にする』の要約|書籍紹介

作成者: 水落康稀|2022.8.26

タイトル:売上を2倍にする 指示なしで動くチームの作り方

著者:吉野 創

▲引用:売上を2倍にする

著者略歴

株式会社トゥルーチームコンサルティング 代表取締役/一般社団法人 自走式組織協会 代表理事。北九州大学法学部卒業後、ジーンズメーカーEDWINで営業に従事。その後、経営コンサルティングファームにおいて約300社の財務分析と管理会計の構築ノウハウを習得。マネジメント責任者、支社長などを歴任し、コンサルタントの育成にも携わる。2014年「株式会社トゥルーチームコンサルティング」を設立。指示なしでも社員が動く組織づくりは、経営者の組織と業績の悩みを同時解決する手法として公式認定され、「自走式組織®」として2018年に商標登録。

ファシリテーターの感想・おすすめのポイント

今回ご紹介するのは『売上を2倍にする 指示なしで動くチームの作り方』です。

著者は、吉野 創(よしのはじめ)氏。

本書は、理想のチーム作りに効果テキメン、部下が自発的に動き出す秘訣は3タイプ別の接し方だった、となっています。

目次

  • 第1章 部下はそもそも働かない
  • 第2章 「お金が目的」の部下の掌握術
  • 第3章 「時間が大事」な部下への寄り添い方
  • 第4章 「キャリア志向」の部下は向上心を満たせ
  • 第5章 部下から大切にされる上司になれ
  • 第6章 できない部下がいても、理想のチームはできる

 

要約

はじめに

部下の「働く目的」を大切にする上司になろう

厳しい目標を達成しなくてはいけない中で、部下の扱いに困っていませんか?

私自身もコンサルティングファームで支社長をしていた頃、日々プレッシャーにさらされる中で、とにかく「売上」を上げることに執着していました。

しかし、ウリア上げを部下に求め、行動を指示するほどに、組織はバラバラになり、優秀な社員は会社を去って行ったのです。

その理由は「働く目的」の違いです。

会社側の目的は「売上・利益」であっても、社員の目的は、本音では「自分や家族の幸せ」です。

社員の「働く目的」を上司が理解し、それに沿った働き方を大切にできるように応援すると、社員は上司やチームの目的を大切にしてくれる、ということです。

この本の内容を実践することで、「指示なしで動くチーム」になり、チームの成績が上がり、あなたの会社からの評価も上がります。

 

第1章 部下はそもそも働かない

  •   80%の平社員は会社ではなく自分のことを中心に考えている
  •   「働く目的」を満たせば、優秀な部下は辞めない
  •   部下の「働く目的」を「お金」「時間」「キャリア」の3タイプに分ける

 

第2章 「お金が目的」の部下の掌握術

  •   キーワードは、給料アップ、評価にこだわる、損得で動く
  •   マイナスに働くと、嫌な仕事はやらず、評価されなければ辞める
  •   プラスに働けば、生産性にこだわり、チーム全体で結果を出そうとする

 

第3章 「時間が大事」な部下への寄り添い方

  •   仕事以外の時間も大事なだけで責任感が強い人
  •   マイナスに働くと、仕事よりプライベートを優先する
  •   プラスに働けば、生産性の意識が高くなり、時間内で結果を出そうとする

 

第4章 「キャリア志向」の部下は向上心を満たせ

  •   向上心のキーワードは、成長、可能性、昇進、認知、志、夢、自己実現
  •   マイナスに働くと、他を蹴落とす、マウントを取る、転職も辞さない
  •   プラスに働けば、興味のあることを追求する勉強家、次のリーダー候補に

 

第5章 部下から大切にされる上司になれ

  •   大切にされれば、指示も指導もパワハラにならない
  •   部下に悩みを相談すれば、部下も悩みを打ち明けてくれる
  •   部下の管理者ではなく、人格的な育成者となろう

 

第6章 できない部下がいても、理想のチームはできる

  •   それでも働かない2割のできない部下には時間を割かない
  •   できない部下を含めて「チーム」、多様性という便利な言葉
  •   だから、多様性のあるチームはいい

 

いかがでしたか?この本からあなたの課題の解決につながる情報は見つかりそうですか?

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