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フューチャーマッピングは、理論ではなく、現実をベースに開発されました。
現実にうまくいった企画と、うまくいかなかった企画を分析し、
うまくいったときの思考パターンを探究し、形にしたものです。

はじめは開発者個人が発想の際に使う思考フレームでしたが、活用するうちに、
クライアント、そしてチームが想像以上の効果をあげることに気づきだし、
急速に広がることになりました。

フューチャーマッピングによる発想の源を探っていくと、
それは「利他性」にあると考えています。
それを仕事を通じて日常の思考習慣にしていくことにより、
視点が多面的に、そして高くなってきます。

新しい時代のキーワードは利他性であり、その時代を切り開くために
アジア発の思考法・フューチャーマッピングは大きな役割を果たすでしょう。
フューチャーマッピングのユーザーひとりひとりは、私にとって、とても大切な存在です。
なぜならフューチャーマッピングを描くたびに、
よりよい社会を築く礎になると固く信じるからです。

この機会に貴方に出会えましたこと、心より感謝いたします。