2015年10月30日(金) 19:15 – 22:15
組織内イノベーター(候補)向けRFA読書会#19
「著者と学ぶ「パーソナル・ブランディング」構築術
が開催されました。
今回の目玉は、著者が直接、
ワークショップを通じて
参加者のブランディングを考えてくれるとこと。
参加者は、30 代から40 代の男性中心。
フリーランスや40 代の組織内マネージャーを
中心としたお父さんが多く集まりました。
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【読書会は本への質問作りからはじまる】
まず、最初のワークは本の中身ではなく
著者に直接、聞きたい質問を作ります。
一人あたり5つ程度の質問を作り、
たった10分で全員で60個もの質問が集まります。
これを各チームごとに、
優先順位付けをした後、
いよいよ参加者から、著者へ質問タイム。
山本秀行さんは、広告業界のご出身のため
様々な有名人の事例を挙げてブランディングの本質を語ります。
まさに著者自身がイキイキとして語られる姿には、
質問者としてもワクワクしてきました。
【レゴをつくることで気づくセルフ・ブランディング】
質問タイムが終わった後は
レゴ®シリアスプレイ®メソッドを用いたワークです。
それぞれの現場の問題や個人の課題を持ちより
現状をレゴブロックで表現をします。
このワークは
「頭で考える前に手を動かす!」
ことがお約束。
山本伸さんの加速共創学習の理論では、
頭より先に手を動かすことによって
思考が回り始めるそうです。
もし「頭がまわらないな。」と感じたら、
手を動かして何かを作ってみてはいかがでしょうか?
創作が終わったら、
参加者同士で、
お互いのモデルについてどんどん質問をします。
「ここの旗はどうして緑色なのですか?」
「横に伸びているオレンジと黄色の部分は、どんな役割があるのでしょう?」
「この乗り物(レゴ)のハンドルにKさんの手がかかっていないのは、どうしてですか?」
と思いついたままに質問します。
一見、関係のない質問でも、
作成者の深層心理を引き出すトリガーになります。
この一見、不思議なワークも終わった参加者からは、
こんな感想をいただきました。
「自分が作ったもの質問を受けることで、
普段気づかなかった課題や目標を
見つけることができました。
なかなか表現をすることは
恥ずかしいですが第一歩となりました。」
最後は2016 年を迎えるために、
あと二ヶ月を走りきろうと前向きな気持ちになれました。
(文・石川航平)