リードフォーアクション 木村祥子です。
携帯電話が一般に普及し始めたのは、1995年頃。
その頃は、持っている人が一部でした。
それが、たった20年から25年の間に、
持っているのが当たり前、
小型パソコンとも言えるスマートフォンが誕生し、
電車では、読書をしている人より
携帯端末を見ている人の方が多くなりました。
このブログも携帯端末で
ご覧になっている方が多いことでしょう。
象徴となる現象をもう1つ…
2020年。
東京オリンピックが開催される年に、
大学のセンター試験は廃止されます。
この背景になるのは、おそらく…
高度なテクノロジーの進化により情報中心の社会となり、
情報を扱うため、高度な知識や、技術が必要となる。
さらには、多くの情報を取捨選択する力が必要となった。
社会的な背景としては、
グローバル化、多文化の共存。
少子高齢、人口減少の社会に変化している。
などがあげられるでしょう。
未来を生きていくためには
自らの思考力・判断力・表現力が
必要になるのではないでしょうか。
つまり、学び方にも変化が起きているのです。
そんな中で注目されているのがアクティブラーニングというもの。
アクティブラーニングとは何か?
「思考を活性化する」学習形態を指すということだそうです。
教えてもらうだけではなく、
そこから自分で考える、それを誰かと共有し、話し合う。
さらには、自分の言葉に変換して伝えることなどが必要になりそうですね。
これって、大人でもドキっとしちゃいませんか?
つまり、私たち、大人も一緒に
アクティブに思考を動かし、判断し、表現し
行動していく必要があると思うのです。
気軽に取り組めるアクティブラーニングとして、
私たちがおすすめするのは、読書会です。
私たちが開催している読書会は、
ただ、本を通読するものではありません。
『本は1人で読むもの』
から
『一冊の本を大勢で読むという新しい読書』
を実施していきます。
なぜ、みんなと読むのか?
実は、ちゃんと読んでいるつもりでも、
人は、自分に都合のよい部分だけを読む習慣があります。
自分の体験や経験に紐づくものや
自分の好きなもの興味があるものを
無意識に選んでしまうのです。
読書会に集まった人と一緒に
本を読み、話すことで
自己の盲点に気づいたり
新たな気づきに出会えるのです。
自分が本当にしたいことや
自分が解決したい悩みは、
1人で考えていても
なかなか答えが見つかりにくいものですが、
誰かの一言で
ふと気づくことが多いのです。
そして、読書会では、
本を読むだけでなく、
脳を刺激するおしゃべりをします。
アクティブな対話をするのです。
ぜひ、読書会に遊びにきてください。