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読書はアクティブなコミュニケーションツール

2019.07.22
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リードフォーアクション 木村祥子です。

携帯電話が一般に普及し始めたのは、1995年頃。
その頃は、持っている人が一部でした。

それが、たった20年から25年の間に、
持っているのが当たり前、
小型パソコンとも言えるスマートフォンが誕生し、
電車では、読書をしている人より
携帯端末を見ている人の方が多くなりました。

このブログも携帯端末で
ご覧になっている方が多いことでしょう。

■そう…時を刻むように、時代も刻々と変化しています。

象徴となる現象をもう1つ…
2020年。
東京オリンピックが開催される年に、
大学のセンター試験は廃止されます。
この背景になるのは、おそらく…
高度なテクノロジーの進化により情報中心の社会となり、
情報を扱うため、高度な知識や、技術が必要となる。
さらには、多くの情報を取捨選択する力が必要となった。

社会的な背景としては、
グローバル化、多文化の共存。
少子高齢、人口減少の社会に変化している。
などがあげられるでしょう。

未来を生きていくためには
自らの思考力・判断力・表現力
必要になるのではないでしょうか。
つまり、学び方にも変化が起きているのです。

■だから、アクティブに行こう!

そんな中で注目されているのがアクティブラーニングというもの。
アクティブラーニングとは何か?
「思考を活性化する」学習形態を指すということだそうです。

教えてもらうだけではなく、
そこから自分で考える、それを誰かと共有し、話し合う。
さらには、自分の言葉に変換して伝えることなどが必要になりそうですね。
これって、大人でもドキっとしちゃいませんか?

つまり、私たち、大人も一緒に
アクティブに思考を動かし、判断し、表現し
行動していく必要があると思うのです。

■家庭でも気軽に取り組めるアクティブな学びとは

気軽に取り組めるアクティブラーニングとして、
私たちがおすすめするのは、読書会です。
私たちが開催している読書会は、
ただ、本を通読するものではありません。

『本は1人で読むもの』
から
『一冊の本を大勢で読むという新しい読書』
を実施していきます。

なぜ、みんなと読むのか?
実は、ちゃんと読んでいるつもりでも、
人は、自分に都合のよい部分だけを読む習慣があります。

自分の体験や経験に紐づくものや
自分の好きなもの興味があるものを
無意識に選んでしまうのです。
読書会に集まった人と一緒に
本を読み、話すことで
自己の盲点に気づいたり
新たな気づきに出会えるのです。

自分が本当にしたいことや
自分が解決したい悩みは、
1人で考えていても
なかなか答えが見つかりにくいものですが、
誰かの一言で
ふと気づくことが多いのです。

そして、読書会では、
本を読むだけでなく、
脳を刺激するおしゃべりをします。
アクティブな対話をするのです。
ぜひ、読書会に遊びにきてください。