最新記事

『経営計画は1冊の手帳にまとめなさい』の要約|書籍紹介

作成者: 水落康稀|2022.8.1

著者:小山昇

▲引用:経営計画は1冊の手帳にまとめなさい

著者略歴

 

株式会社武蔵野 代表取締役社長
1948年山梨県に生まれ、東京経済大学卒業。
1977年に株式会社ベリーを設立し社長に就任、1989年に現職に就任。
1990年、株式会社ダスキンの顧問に就任。1992年顧問を退任、現在に至る。
全国の経営者でつくる「経営研究会」主催。株式会社武蔵野は2000年日本経営品質賞、2010年国内初日本経営品質賞2度目の受賞。現在パートナー会員720社以上の会員企業を指導、日本経営品質賞受賞の軌跡、中小企業のIT戦略、実践経営塾、実践幹部塾と、全国で年間240回以上のセミナーを行なっており、講演は明日からの仕事に役立つように、と実務を中心に展開する。

ファシリテーターの感想・おすすめのポイント

会社の方針や社長の決定について、社員が共通の認識を持ち実行している会社とそうでない会社では、差は歴然。その「共通の認識」をつくり出すためのヒケツが、本書。1冊の手帳サイズの経営計画書です。

本書の要点

  • 経営計画書が最強の会社をつくる
  • 中小企業の「3大悩み」を解決するツールが、経営計画書
  • 経営計画書は、書いたらそのとおりになる「魔法の書」
  • 守るべきルールを明文化すれば、社員が全員「同じ方向」に動く
  • 立派な会社をつくるためには「道具」が必要

 

目次

第1章 「経営計画書をつくる」ことを決定する
1 経営計画を「紙に書く」ことを決定する
2 「他者の成功事例をパクる」ことを決定する
3 「いますぐつくる」ことを決定する
4 「手帳サイズにする」ことを決定する
5 「社長の姿勢を書く」ことを決定する
第1章まとめ

第2章 「経営計画の徹底」を決定する
1 「勉強会の開催」を決定する
2 「政策勉強会の開催」を決定する
3 「朝礼・早朝勉強会の開催」を決定する
4 「穴抜きテストの実施」を決定する
5 「バスウォッチングの実施」を決定する
6 「経営計画書を使わざる得ないしくみ」を決定する
第2章まとめ

第3章 「数字」を決定する
1 「数字で示すこと」をケ舘する
2 「達成できない目標」を決定する
3 「まずは経常利益の目標」を決定する
4 「人件費・粗利益額・経費等」を決定する
5 「どの商品でかせぐか」を決定する
6 「5年後に売上倍増」を決定する
第3章まとめ

第4章 「方針」を決定する
1 「頭でなく手を使う」ことを決定する
2 方針は「トップダウン」で決定する
3 「自社ができることだけ」を決定する
4 「お客様に関する方針」を決定する
5 「環境整備に関する方針」を決定する
6 「販売に関する方針」を決定する
7 「クレームに関する方針」を決定する
8 「経営理念はなくてもいい」と決定する
第4章まとめ

第5章 「スケジュール」を決定する
1 「1年先の予定」を決定する
2 「4週1サイクル」で決定する
3 「誰がやるか」を決定する
4 「来年は誰がやるか」を決定する
5 「社員の長期休暇」を決定する
6 「子ども会社見学の開催」を決定する
第5章まとめ

第6章 「経営計画発表会の開催」を決定する
1 「社内ではなくホテルで行う」ことを決定する
2 「発表会のマニュアルをつくる」ことを決定する
3 「発表会のダイヤをつくる」ことを決定する
4 「銀行の支店長を招待する」ことを決定する
5 「経営計画書を銀行にも渡す」ことを決定する

要約

第1章 「経営計画書をつくる」ことを決定する

経営計画を「紙に書く」ことを決定する

口約束は守られない。紙に書かなければ人は実行しない。

社長→専務→部長→課長→主任→一般社員と

話が伝わっていく途中で、伝言ゲームのように少しずつ内容が変わっていきます。

話し言葉は曖昧です。曖昧ゆえに人それぞれ受け取り方が違います。

だから、紙に書く。紙に書けば明確になります。紙に書けばブレません。

会社が赤字になるのは、目標を紙に書いてないから

「目標を紙に書いている」=「経営計画書を作成している」

目標を紙に書くと、それに沿って行動するようになる。優先順位も決まるため、行動も判断も明確になる。

「他者の成功事例をパクる」ことを決定する

真似こそ、最高の創造である。個性が尊重される時代にあっては、

「真似をすること」は「恥ずかしいこと」

だと思われがちです。

でも、自分の考え通りにやって赤字を出す方が、よほど恥ずかしい。倒産寸前だった武蔵野が、優良企業に成長できたのは、他業界の成功事例を積極的に取り入れてきたからにほかならない。

真似こそ最高の「創造」であり、真似こそ最高の「戦略」です。

経営計画は、他社の真似をして、とりあえずつくる。まず、「一番やさしいところ」と「自分にもできそうなところ」をまねてみるのが正しい。

辻褄があわなくなってきたら、その時点で変更すればいい。真似も3年続ければ、自社のオリジナルになる。

「いますぐつくる」ことを決定する

会社の将来は、「決定」で決まる。

会社の将来は、「やり方」で決まるのではありません。

「決定」で決まります。

「どうしたら利益がでるのか」を検証したり、

正しいやり方を考えたりすることは後回し。

それより先に「成績を上げる」と決定した。

その結果、お客様を増やすことができ、毎年増収を続けています。

「正しく決定する」のは大間違い。「早く決定する」のが正しい。

「正しい決定」をしようとすると、どうしても時間がかかってしまいます。

「とりあえず計画をつくって、マーケットの反応を見る」ことが先決です。

そもそも、正しさとはお客様が決めるものです。

「経営計画書」は見切り発車でつくる。「経営計画書は、いつ、つくったらよいですか?」とよく聞かれますが、

その質問の答えは、「いま」です。

つくると決めたら、とりあえずつくる。いますぐつくる。

準備が整わなくても、テキトーでもいいから、見切り発車が経営計画の正しいつくり方です。

決定の正しさは、悩んだ時間とは無関係です。

いかがでしたか?この本からどのような情報が得られましたでしょうか?

今回ご紹介した書籍に、少しでも興味が沸いた際は、是非以下のリンクから本書の購入後ご検討ください。

【本書のAmazon紹介ページを確認する】
経営計画は1冊の手帳にまとめなさい

アルマ・クリエイションでは、日本最大級の読書会「リード・フォー・アクション」を運営しています。

リードフォーアクションは、日本最大級の、“行動するための読書会”ネットワークです。

話題の本の感想を分かち合ったり、仲間と一緒に読むことで、内容をより深く理解したり、新しい自分に出会ったり、同じ問題意識をもった仲間たちと解決方法を見つけ出すことができます。

気になる方は以下のリンクから、リードフォーアクションの情報をメールで受け取ることができますのでお気軽に会員登録をしてみてくださいね。

他の書籍も気になる方は以下のリンクからご自分にあった書籍を探してみてくださいね。

書籍紹介一覧ページ

最後までお読みいただきありがとうございました。