働き方改革やワークライフバランスの考え方が浸透してきたいま、コピーライターやWebライターとして活動したいと考える方が増えています。
また、IT業界では人手不足が問題化しており、実際にコピーライティング技術がある人材の求人も多いのが現状です。
そこでコピーライティング講座を受講したいけど、どのような講座を選べば良いかわからない方も多いのではないでしょうか。
今回はそんなあなたのために、コピーライティング講座の選び方、無料講座やオンライン講座の特徴、おすすめのコピーライティング講座を徹底解説します。
これからコピーライターやWebライターを目指して勉強を始めたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
コピーライティングとは「顧客の心理を分析し理解することにより、文章や言葉を使って顧客に行動を起こさせること」です。
そして良いコピーは「顧客の気持ちを大きく動かすことができ、ワクワクドキドキさせて行動せざるを得なくさせる」ことができます。
そんな良いコピーを作るには、顧客のさまざまな悩みや痛み、欲求を深く分析することが重要です。
コピーライターの仕事は、自分が売りたい商品やサービスについて「顧客がどのような悩みを抱え、顧客のどのような欲求を満たせば行動(購入)してくれるか」を考えることです。
そのためには、自分が紹介したい商品やサービスにどのような強みがあり、顧客の持つ悩みを、どのように解決できるのかを明確にしなければなりません。
またその結果、顧客にどのような成功や満足といったベネフィットを提供できるかが重要です。
このように、コピーライティングとは、顧客の悩みや欲求に対し、自分がおすすめする商品やサービスを使えば簡単に解決できる理由を言葉で伝えることを言います。
まずコピーライティングについての基本事項については『コピーライティング初心者向け|文章の書き方やおすすめ本を徹底解説』の記事をご覧ください。
コピーライティング技術を上げることは、ただ顧客に自分の書いた記事を読んでもらうためではありません。
それは、コピーライターの仕事が、書いた記事を読んでもらい、商品の購入や会員登録などのコンバージョンを獲得することにあるからです。
逆に言えば、コンバージョンを達成できないライターは、いつまでも「稼げないライター」となってしまうのです。
そこで売れるコピーライティングの技術を身につけ、自分が書いた記事の成約率を上げることが、コピーライターとして生き抜くための条件となります。
そのために、いまコピーライティング講座を受講する方が増えています。
以下では、コピーライティング講座の種類や選び方を紹介します。
最初に紹介したように、働き方改革やワークライフバランスの浸透により、国内でもリモートワークが急速に広まっています。
その中でもコピーライターやWebライターは、リモートワークする方が最も多い仕事の1つと言えるでしょう。
そこでいま、人気が高まっているのがコピーライティング講座です。
コピーライティング講座には、主に以下の4種類があります。
以下で、それぞれ解説します。
無料のオンライン講座は、Webサイト上の講座解説記事から登録し、ストリーミング配信される講座を試聴して受講するケースがほとんどです。
いつでも好きな時に視聴できるのがメリットで、手軽にコピーライティングを学べます。
ただし、受講する際は、講師が誰かを確認することが大切です。
無料のオンライン講座は実績豊富な講師が講座を開催しているケースが少なく、個人ブロガーなどが自分のWebサイトを使い、受講生を募集して広告収入などを得ています。
講座の内容もストリーミング配信によるクローズド(閉鎖的な)講座のため、偏った内容となっている場合があります。
無料で手軽に受講できる反面、バックエンドで高額な講座の受講を勧められることもあるので、十分に内容を精査してから申し込むことが大切です。
無料のSNS講座は、最も手軽にコピーライティングを学べる講座です。
人気のブロガーやユーチューバー、マーケッターがストリーミング配信しているものや、毎日ビジネス探求に関する有益な情報を配信するチャンネルもあります。
無料でオープンな配信であるため、内容が悪ければ再生回数が少ないなど、受講(視聴)する側が内容や講座の良し悪しを把握しやすいのがメリットです。
無料のSNS講座でも、バックエンドの有料講座へ導くケースがあるため、その際は十分に考えてから申し込みましょう。
有料のセミナー講座は、オフラインで行う講座です。費用も高めで数十万かかるケースが多くなっています。ただ、有名で実績豊富な講師陣が開催することが多いため、内容に関しては信頼できるかもしれません。
また他の多くの受講生と一緒に学べるため、ライター業界の情報や、リアルな現状を体感できるのもメリットと言えるでしょう。
ただ、多くの講座が東京などの都心で開催されるため、誰でも手軽に参加しにくいのがデメリットです。
有料のオンライン講座は、無料のオンライン講座と有料のオフライン講座のメリットを集約した講座となっています。
有名で実績豊富な講師陣が開催した講座をいつでもどこでも試聴できるだけでなく、スキル別に学べたり、アフターフォローも充実しています。
講座によっては、認定資格を取得できる講座もあるためおすすめです。費用もオフライン講座よりも割安な講座が多く、プロのコピーライターを目指す方に向いている講座と言えるでしょう。
ここでは、上記の4種類の講座の中から、ご自分に合う講座を選ぶ際のポイントを紹介します。
コピーライティング講座を選ぶ際のポイントは以下の7つです。
以下で、それぞれ解説します。
まず第一に、講師が誰かが最も重要です。コピーライターは、言葉を使ってマーケティングすることが仕事です。そのため、プロのマーケターが講師を勤めている講座の受講をおすすめします。
プロのコピーライターとして活躍するために最短距離で学びたい方は、アルマ・クリエイションもコピー講座をやっているので、7つの判断基準で他講座と比較してみてください。
詳細はこちら👇
講師は日本一のマーケッターとして有名な神田昌典と、マーケティング・コピーライター衣田順一をはじめとする最強布陣となっており、最先端のマーケティングとコピーライティングスキルを学べます。
コピーライティング講座を選ぶ際は、その講座の評価もぜひ参考にしましょう。
現在はさまざまなWebサイトやSNSなどで、講座の評判や評価を確認できます。もし受講したい講座があれば、一度検索してみると良いでしょう。
ただ、どんなに良い講座でも、受講生の主観で書き込む口コミでは低評価がつく場合もあります。そんな時は、口コミが投稿された総数をみて判断できます。
悪い口コミがあっても、それを遥かに上回る数の高評価がある講座の場合は、基本的に良い講座が多いでしょう。
費用に関しては「自分が支払える額」を基準に考えましょう。講座を受講するために無理な支払いや借り入れを行うことはおすすめできません。
なぜなら、コピーライティングで稼ぐには、ある程度の経験を積む必要があるからです。「有名なコピーライターになって稼ぐから大丈夫!」とはいえ、無理な受講は辞めましょう。
オフラインの講座を受講する場合は、できるだけ通いやすい講座を選ぶことも大切です。ほとんどの方が仕事がオフの日に受講されるでしょうから、通勤よりも遠い場所で受講する場合は、オンライン講座をおすすめします。
遠くの講座に申し込んで、出席できない日があると、高額な受講費用が無駄になることもあります。絶対に通える場所や日程でない場合は、受講を諦めるのが賢明です。
コピーライティング講座の受講時間は、数十時間以上あるケースも多いため、しっかりとスケジュールを立てた上で申し込みましょう。
もし時間に余裕がない、または少ない方は、オンライン講座の受講をおすすめします。また、実際にコピーライターとして活動しながら学びを続けることも大切です。
オンライン講座を上手に活用し、常に新しい情報を獲得してください。
コピーライティング講座を受講する際に、絶対に確認したいのが「講座の内容」です。
コピーライティングには、自分が売りたい、または紹介したい商品やサービスによって学ぶべき内容が複数あります。
ただ漠然と「コピーライティング技術が身につく講座」や「明日から使えるコピーライティング講座」を受講しても、実際に使えるスキルが学べるかはわかりません。
そこで「マーケティングに特化したスキルが身につく」など、内容がはっきりとした講座を選びましょう。
コピーライティング講座には、複数のコースが用意されているケースがあります。基礎的な内容からプロが学べる内容まで、段階的に学べる講座がおすすめです。
コースが複数あることで、自分に合ったスキルや内容を学べるだけでなく、着実にステップアップできることで自信もつきます。
上記の7つのポイントを確認し、より自分にピッタリの講座を選んでください。
コピーライティングを学ぶ前に、まず理解しておくべきことは「コピー=広告」であることです。
そして「キャッチコピー」という言葉があるように、コピーライターの書く言葉は、「顧客の心をキャッチ(掴む)コピー(広告)」でなければなりません。
ただ気を付けるべきこととして、ブランディング広告に使われるような「イメージコピー」がコピーライティングであると勘違いされているケースがあります。
確かにイメージコピーもコピーライティングの1つではありますが、一般的なコピーライターの仕事は「セールスコピー」であって、まるで詩人が書くような抽象的な言葉や文章ではないことを理解しておいてください。
日本人には「読解力」はあるものの、コピーライティングで重要となる「4つのスキル(能力)」に乏しいという特徴があります。
以下では、現代のコピーライティングに必要となる「判断力」「思考力」「表現力」「発信力」の4つのスキルを解説します。
判断力とは「どうすれば、情報を正しく判断できるか?」というスキルです。
知り得た情報を自分で正しく判断し、次の思考力へと落とし込まなければなりません。
思考力とは「どうすれば、自分ならではの価値をつくれるか?」というスキルです。
知り得た情報から正しいと判断した事項について、自ら考え、価値を創造します。
表現力とは「どうすれば、その価値を、必要な相手に伝えられるのか?」というスキルのことです。
自ら創造したオリジナルな価値を、必要とする相手(顧客)に対し、分かりやすく魅力的に伝えなければなりません。
発信力とは「どうすれば、広く遠くまで届けられるのか?」というスキルです。
分かりやすく、そして魅力的に表現できるコンテンツができれば、次にそれをさまざまな方法で発信し、拡散していきましょう。
このように、コピーライティングでは物事を理解する「読解力」だけでなく、自ら情報を「収集し、考え、表現し、拡散する」という4つの力が必要です。
コピーライターが活躍するビジネスシーンでは、この4つのスキルで大抵の課題を解決でき、目標達成が可能となるでしょう。
「物事の良し悪しを判断し、選択したものをどう考え、分かりやすく魅力的に表現し、多くの人に伝える」ことは、マーケティングそのものであり、ビジネスの基本的な行動パターンでもあるからです。
この他にも、いくつかのポイントを押さえることにより、短期間でコピーライティングのスキルを身につけることができます。
もしコピーライティングを独学で学びたいとお考えの方は、コピーライターに必要なスキルがすべて書かれている『コピーライティング技術大全〜百年売れ続ける言葉の原則〜』をぜひお読みください。
この書籍は、弊社アルマ・クリエイションの代表で日本一のマーケッター神田昌典と、マーケティング・コピーライター衣田順一によって2021年11月に発刊され、2022年もベストセラーとなっています。
その内容は独学だけではなく、コピーライティング講座を受講する方にとっても役立ちます。
それは、どのコピーライティング講座を受講する方にとっても、予習や復習、スキルの補完に欠かせない重要な内容ばかりだからです。
このように、コピーライティングのスキルを学ぶためには、さまざまな講座が用意されています。その中には無料体験できる講座やオンライン講座、リアルなセミナー形式で開催される講座などがあります。
もしあなたがプロのコピーライターとして養成講座を受けたいとお考えであれば、まずは『コピーライティング技術大全』でコピーライティングについての知識や技術を身につけたうえで『顧客を創造するコピーライティング講座』の受講をおすすめします。
『顧客を創造するコピーライティング講座』では、エッセンシャル編→アドバンス編→マスター編の順に受講することで、企業でもフリーランスでも活躍できるスキルが身につくだけでなく、認定資格も取得可能です。
まだまだ人手不足が続くコピーライターですが、本当のスキルを身につけることで、その需要がなくなることはないでしょう。そのためにも、ぜひ本物のスキルの獲得を目指してください。