HOME > リードフォーアクションとは

リードフォー
アクションとは

「読んでつながる 力に変える」をスローガンに、
読書を通じて人と人 、人と場をつなぎ、
「読むだけの読書」から「行動するための読書」へのシフトを実践する読書会を、
日本全国からアジア、そして世界各国へと展開していくことにより、
人材育成や地域活性化という、社会課題の解決に貢献することを目的としています。

RFAは、「本を通じて周りとつながり、一人ひとりが
自らの力を伸ばしていく。そして、参加者が自分の才能を
使って、広く社会問題の解決に取り組んでいけること」を
目指す、日本最大級のソーシャル・リーディングネット
ワーク(読書会コミュニティ)を企画・運営しています。
なお、“読むだけの読書”から“行動するための読書”へのシフト
を実践するため、体系的かつ創造的な読書会が主催できる
「認定ファシリテーター※」の育成を行っています。
認定ファシリテーターを育成することにより、
読書会の品質向上に努めます。

※認定ファシリテーター:
「リーディング・ファシリテーター養成講座」(企画/リードフォーアクション)を修了者。

Read for Action 発起人神田昌典からのメッセージ

「受け身の読書から、行動する読書へ」

私たちは、東日本大震災をきっかけに、
未だ行き場を見失っているように思えます。
いままでの価値感が大きく揺るがされ、
もっと本質的な何かが必要だと、
直感的に多くの人たちが
思いはじめているのではないでしょうか?

本のそもそもの役割は、時代創造である
というのが、私の意見です。

長い間、おおもとの使命は
忘れがちになっていました。

しかし、その本質は、次のエピソードを聞くと
明らかだと思うのです。

戦後間もない1947年、
『善の研究』で知られる西田幾多郎の
全集第1巻が岩波書店から発売されたとき、
書店には長蛇の列ができました。

なかには3日前から徹夜で並んだ人もいます。

すべてを失ったときに、人びとが求めるもの、
衣食住に加え、そこには「書」がありました。

いま、新しい時代が始まろうとしている時に出版界
ー出版社、取次、書店、読書、そして著者ーたちに
できることはないかと思い、
考えた結果が、このRead for Actionです。
神田昌典