『1%の本質を最速でつかむ理解力』の要約|書籍紹介
タイトル:1%の本質を最速でつかむ理解力
著者:山口拓朗
▲引用:1%の本質を最速でつかむ理解力
著者略歴
伝える力【話す・書く】研究所所長。山口拓朗ライティングサロン主宰。出版社で編集者・記者を務めたのち、2002年に独立。26年間で3600件以上の取材・執筆歴を誇る。現在は執筆活動に加え、講演や研修を通じて、「1を聞いて10を知る理解力の育て方」「好意と信頼を獲得する伝え方の技術」「伝わる文章の書き方」などの実践的ノウハウを提供。著書は『9割捨てて10倍伝わる「要約力」』『何を書けばいいかわからない人のための「うまく」「はやく」書ける文章術』(共に日本実業出版社)、『伝わる文章が「速く」「思い通り」に書ける 87の法則』(明日香出版社)、『ファンが増える!文章術――「らしさ」を発信して人生を動かす』(廣済堂出版)ほか25冊以上。中国、台湾、韓国など海外でも15冊以上が翻訳されています。
ファシリテーターの感想・おすすめのポイント
オンライン会議、チャット、メール・・・リモートワーク全盛時代
すぐに使える全技術
「察しのいい人」が無意識にやっている、本質を「理解」するステップを明確にし、そのスキルが身につくエクササイズを解説した一冊。これを読めば、コミュニケーションをたやすく成立させる「理解力」を高めることができる!
目次
プロローグ
はじめに
■第一章 理解力に必用なアプローチ
1.そもそも「理解力」とは?
どうして理解力が伸びたのか?
あなたは「何を」「どの程度」理解しているのか?
2,まずは「理解の箱」を育てる
「理解の箱」とは?
「理解したつもりになっている」という難敵
「理解の箱=スキーマ」である
読解力に欠かせない「推測力」①
読解力に欠かせない「推測力」②
3.「理解力」に必用な要素とは?
理解するための4つのアプローチ
理解に必用な3つのステップ
ステップ①「言葉」を理解する
ステップ②「幹→枝→葉」で理解する
ステップ③「クリティカルに理解を求める
理解を妨げる「認知バイアス」に注意①
理解を妨げる「認知バイアス」に注意②
■第2章 ステップ①「言葉」を理解する
1,「言葉の理解」は最優先事項
「言葉」とは情報である
理解に欠かせない「学習言語」を増やす
「脳内ライブラリー」に言葉を格納せよ
「言葉の定義」をすり合わせる
その言葉、明確に説明できますか?
2.効果的に文章を読み解く「文脈の理解」
社会で求められる「文脈理解」
文脈理解のあるあるエピソード①
文脈理解のあるあるエピソード②
「文脈理解」を高めるために必用なエクササイズ
「スマホ脳」からの卒業が、理解度アップには欠かせない
文法不在コミュニケーションの恐怖
3.「聞く」ことで理解は深まっていく
「話をしっかり聞く」は理解の第一歩
「日本語をよく見る+想像力を使う」で理解する
「固有名詞」と「数字」を確認せよ
4.本や小説、映画で理解力を磨く
読書で鍛える言語能力
理解力が高い人がしている能動的な読み方
「わかりやすく書く」で磨かれる理解力
小説や映画で鍛えられる人間理解力
■第3章 ステップ②「幹→枝→葉」で理解する
1.理解の原理原則は「全体→細部」
何はともあれテーマを把握する
話(文章)の幹(全体)は何だろう?
2.理解を深める13のアプローチ
理解を深めるアプローチ①「書き出して」理解する
理解を深めるアプローチ②「芋づる式」に理解する
理解を深めるアプローチ③「比喩」しながら理解する
理解を深めるアプローチ④「図表」を書いて理解する
理解を深めるアプローチ⑤「道筋・道理」から理解する
理解を深めるアプローチ⑥「具体例」から理解する
理解を深めるアプローチ⑦「五感」で理解する
理解を深めるアプローチ⑧文章を「要約」して理解する
理解を深めるアプローチ⑨最悪、「主語」ど「述語」だけ押さえる
理解を深めるアプローチ⑩「5W3H」で理解する
理解を深めるアプローチ⑪「因数分解」して理解する
理解を深めるアプローチ⑫「相手の立場に立つ」で理解する
理解を深めるアプローチ⑬「理解の箱」と結びつけて理解する
■第4章 ステップ③「クリティカル」に理解を深める
1.情報を鵜呑みにしないための批判的思考
「クリティカル思考」とは?
「アクティブ」に働きかけて理解する
理解に欠かせない「鳥の目」と「虫の目」
話や文章の「非論理」にダマされない
2つの「論理構成」を知っておこう
2.理解を深める能動的アプローチ
「音読」することで理解度が高まる
「質問」を重ねて理解を深める
「仮説」を立てて理解する
「反論」しながら理解する
「ディスカッション」で理解を深める
「体験」を経て人の気持ちを理解する
「フィードバック」を受けて理解する
「メモ」は理解のサポートツール
■第5章 仕事で求められる10の理解
1.理解すべきことを明確にする
「何を理解しておけばいいか」を理解する
何を理解しておくといいか①「目的」を理解する
何を理解しておくといいか②「テーマ&コンセプト」を理解する
何を理解しておくといいか③「システム」を理解する
何を理解しておくといいか④「理由」を理解する
何を理解しておくといいか⑤「背景」を理解する
何を理解しておくといいか⑥「前提」を理解する
何を理解しておくといいか⑦「現状」を理解する
何を理解しておくといいか⑧「リスク」を理解する
何を理解しておくといいか⑨「役割」を理解する
何を理解しておくといいか⑩「行動」を理解する
■第6章 「理解」をアウトプットに活かす
1.近いを血肉化する具体的なアウトプット
理解はアウトプットのためにある
理解から「選択・決断」に活かす
理解から「伝え方・書き方」に活かす
2.相手の理解レベルを読み解く
理解するときに「感情」を持ち込まない
「動機」を理解のエンジンにする
相手が理解しているかどうかを見抜く方法
「ゲームフリーズ」で再考・再検討する
アウトうとしながら理解をアップデートする
「他人」を理解することから逃げない
おわりに
本書の要点
あなたは、人からこんなふうにいわれることはありませんか?
「どうして言った事ができないの?」
「意味、わかってる?」
あるいは、自分で次のように思うことはありませんか?
「話が難しくてわからない……」
「何が理解できていないのかもよくわからない……」
理解力は、人間同士がコミュニケーションを図るうえで、必ず求められる能力です。
仕事に限定するなら、理解していない状態では、以下のような症状に見舞われやすくなります。
仕事の成果を出せない
うまく人に伝えることができない
人に迷惑をかけてしまう
「自分は仕事ができない……」と悩んでいる人の多くが、実は「理解度が低い」という問題を抱えています。
本書でお伝えするのは、ほんの少し意識と行動を変えることで誰でも伸ばすことができる理解力についてです。
要約
「わかったような、わからないような」
「さっき言われたことを忘れてしまった」
「話の要点を的確につかみたい」
もうコミュニケーションで悩まない! 「伝える」「話す」「書く」前に知っておくべき、物事を「理解」するためのテクニック全技術
コミュニケーションで不可欠なのが「情報の理解」。ところが、その能力を高める方法を学ぶ機会は少ないのが実情です。本書では、「相手の言っていることを汲み取れるようになりたい」「相手が本当は何を言いたいのか真意をつかめるようになりたい」「話の要点を的確に理解したい」という悩みを持つ人に向けて、「理解力を身につける」ためのノウハウを、具体的に伝えます。
リモートでのやりとりが増えた現在、理解力の高さは成果に直結します。「理解力」を身につけることで、当意即妙な会話のやりとり、メールやチャット機能を使った高速志向の文字コミュニケーションでもすばやく的確に情報をまとめ続けることができるため、意思疎通や業務遂行の効率が高まるのです。
プライベートにおける人間関係の構築や、SNSでの投稿&コミュニケーション、日常で直面する大小さまざまな選択でも役に立ち、自分の予想を上回る円滑なコミュニケーションをぜひ体現してください。
オンライン会議、チャット、メール……リモート全盛時代・超情報化社会に必須の一気に核心にたどりつく全技術。
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