洋書を読むことは、英語(もしくは外国語)力の向上だけでなく、外国の文化や考え方を学ぶ上で非常に有効な方法の1つです。
実際に、短期間の留学をするよりも、洋書を数多く読むことの方が勉強になるというビジネスパーソンも少なくありません。
また洋書のオーディオブックを活用すれば、読解力や語彙力、表現力はもちろん、ヒアリングからスピーキング能力といった、英語(外国語)の基礎を一気にレベルアップさせることができるでしょう。
でも「英語の本を読むのは難しそう」と感じている人も多いはず。
そこで、おすすめしたいのが日本最大級の読書会「リードフォーアクション」です。リードフォーアクションの読書会に参加すれば、ファシリテーターが洋書の読み方や楽しみ方も教えてくれます。
また、洋書に挑戦したいと考えている人の中には「どんな本を選べば良いんだろう?」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、洋書選びのポイントから効果的な読み方、読書会への参加方法などを解説します。
これから洋書に挑戦したい方や効果的な英語の勉強法を知りたい人も、ぜひ参考にしてください。
洋書の読書会とは、英語など外国語の書籍を中心に自分が読みたい本を読みつつ、その感想を発表したりディスカッションしたりする場です。
読書会と聞くと、堅苦しいイメージを持つ方がいるかもしれませんが、実際には茶話会のような楽しいイベントの1つと考えて問題ないでしょう。
そのため必ず本を読んでから参加する決まりはなく、これから読書を楽しみたい、どのように読書を楽しめばよいのかわからないといった質問をするのも、読書会の参加理由となります。
後で紹介する「リードフォーアクション」という読書会では、読書会をリードするファシリテーターがついているため、初めて参加する方やこれから読書を始めたい方にも安心して参加いただけるでしょう。
オンライン読書会は、非常にカジュアルでライトな「遊び場」とイメージしても良い集まりです。
ご自分が感銘を受けた本の話をしても良いですし、これから「こんな本が読みたいけどおすすめ本はないですか?」とこれから出会いたい書籍を探すもの全然アリな参加方法です。
最近は「本を読まずに参加できる読書会」も増えており、参加者がどんどん増加中です。
「読書って1人でするだけではないんだ!」と感銘を受ける方も多いので、興味のある方は、ぜひ参加してください。
読書会への参加方法は、国内の各地で行われているオフラインの読書会に参加する方法と、自宅などから参加できるオンライン読書会があります。
洋書専門の読書会は、一般的な邦書の読書会に比べると開催数が少ない傾向にあるため、オンライン読書会を探す方がよいかもしれません。
Web上にはさまざまな読書会の案内がありますので、その中からご自分の意図に合いそうな読書会を探してみましょう。
興味のある読書会が見つかったら、気軽に問い合わせてみて、感触が良かったら参加してみましょう。
読書会には無料と有料のイベントがありますが、どちらが良いということはなく、それぞれにメリットがあるので、ご自分で判断してください。
有料の読書会には、読書会をリードしてくれるファシリテーターがいることが多いため、どうしたらよいかわからない方は、まず有料の会に参加するのがおすすめです。
そもそも高額な参加費が必要な読書会はほとんどなく、高くても2〜3千円程度です。もし高額な参加費が必要な読書会があっても、無理に参加する必要はありません。
まずは、気軽に参加できる読書会を選んで参加しましょう。
洋書の読書会に参加するメリットは、ただ洋書を読むだけではなく、もっと深い外国の文化や思想なども参加者と意見を交換しながら学べるところです。
洋書に限定したことではありませんが、読書会に参加するメリットには、次の5つがあります。
このように、1人で本を読むよりも、さまざまな魅力やメリットがあります。
それぞれ解説します。
読書会に参加することで、普段なかなか読書をする時間がない方でも「読書をするきっかけ」が増えるでしょう。
1日の中で読書をする時間がないと嘆いている方でも、読書会の参加者がどのように読書の時間を作っているかを聞いて「時間の作り方」や「効率の良い時間の使い方」を学べた、などの副産物を入手される方も多くいます。
また自分が読んだ本の感想を発信する側にまわることで、これまで計画的に読書をすることがなかった方も、いつまでに読み終えようとスケジュールを立てるようになります。
このように「ただ本を読む」という行為が「より積極的に読書する」ようになり、自然と読書量も増えていくことでしょう。
読書会に参加することで、これまで自分が読むことのなかった本に出会えるチャンスが増えます。
どれだけ本好きの方でも「好きなジャンル」がだいたい決まっており、知らず知らずの間に知識が偏ることがあります。
しかし、読書を「知識のごはん」と考えると、知識の偏りは意外に危険です。例えば英字新聞や外国の雑誌などを好んで読んでいたとしても、その知識や思想は偏りがでます。
それと同じで、広いジャンルの本を読むことにより、さまざまな視点で物事を捉えることができます。
読書する書籍は自分の好みで選ぶため、読む前から自分の考えに肯定的な内容の本を選び、肯定的に読むことが多いでしょう。
しかし、読書会に参加することで、さまざまな本について多くの方の意見や感想を聞けるため、これまで自分になかった発想や意見に気づける可能性があります。
いくら同じ本でも、読む人が変われば感じ方も変わります。これは、普段生活する中で起こる出来事にも共通する点です。
読書会に参加されることで、これまでとは違った視点で物事を見ることができ、視野が広がったという方が多いことも納得できます。
読書会に参加することで、これまでの読書のし方が変化します。それは、本を読むという行為が「受動的」から「能動的」に変わることです。
一見すると「自分から読書をする」行為は能動的ですが、実際に本の内容については「書かれていることを受動的に受け取る」ケースがほとんどではないでしょうか。
しかし読書会に参加することで、これまでの読書方とは異なり、その本が言いたいことや本質により迫れるように能動的な読み方をする方が多くなる特徴があります。
読書会に参加することで、自分が読む本の何倍もの書籍に出会い、フォトリーディングといった読書法を学べば、これまでに蓄積してきた知識や情報量が一気に何倍にもなるでしょう。
読書をすることは、ただ本から得る情報だけでなく、その本を読んだ方の感性や筆者の考え方が合わさり、時代背景を含めた膨大な情報をインプットできるメリットがあります。
そして、読書会に参加することで、更に多くの人からの情報も得られるため、これまでよりも多くの知識と知見を得られるでしょう。
このように読書会に参加することには、さまざまなメリットがあります。しかも読み慣れていない洋書に関しては、さらに読み始めるまでに「どんな本を選べば良いの?」や「本の難易度がわからない」といった悩みを持つ方も多いはずです。
そのような問題も、読書会に参加すれば、ファシリテーターがアドバイスをくれるでしょう。
前章でも少し触れましたが、ここでは洋書を読む前に「どんな本を選ぶべきか」について
、洋書の選び方のポイントを紹介します。
洋書を選ぶ際は、次の4つのポイントを押さえておくと、読みやすい本を選べるでしょう。
それぞれ解説します。
初めて洋書を読む方は、いきなり難しい小説などを購入してしまうと、途中で挫折してしまう可能性があります。
そこで、もっと簡単な、極端に言えば「絵本」などから購入してみるのもおすすめです。
なぜなら絵本は、子どもが読むために書かれているため、その国の基本的な思想や宗教観などがよく表されているからです。
日本の昔ばなしがよい例で、昔話の絵本には、日本の神道や仏教などの思想がわかりやすく表現されています。
また、絵本には挿絵があるため、わかりにくい単語や熟語の表現があっても、比較的意味を間違えずに理解しやすいのもメリットと言えるでしょう。
ページの少ない本を選ぶのも、よい方法の1つです。
ページ数が多いと、ストーリーの展開が多く、読み慣れないうちは、その本が言いたいことを見失う可能性があります。
そこで、比較的短い内容の本を選ぶことで、ストーリーを整理しながら楽しく読み進められるでしょう。
自分の好きな、また得意なジャンルの本を購入するのもおすすめです。
読書をする際には、わざわざ小説や専門書を読む必要はありません。自分が普段から読んでいるジャンルの本を選べば、興味をもって抵抗なく読書に入れるでしょう。
また「読んだことのある本」を選ぶのもおすすめです。
例えば日本の文豪の本は、世界各国の言葉で翻訳されていることが多く、日本語で読んだことのある本の英語版などを読み返してみることで、言葉の違いによる表現の仕方などに気づくことができます。
日本語特有の表現を、外国語でどのように言い換えているかなどに注目するのも面白いでしょう。また、外国の書籍とその翻訳版を両方購入し、並行して読むのもおすすめです。
現在は、Amazonなどでオーディオブックなども気軽に購入できます。外国語の文字と音声を同時に読み聞きすることで、ヒアリングやトーキングのトレーニングが同時にできます。
洋書を効果的に読むには、内容を理解することはもちろん、音を耳で聞いたり、普段使えそうな表現や文章を書き出したり、書き出した文章を手本として使ってみると学びが進みます。
もし今の段階で難しいと感じたら、1つ前に戻って少し簡単な本から始めれば、きっとスムーズに読めるようになるでしょう。
リードフォーアクションは、日本最大級の読書会で「事前に読まなくでも参加できる読書会」として、2022年に日経新聞や朝日新聞でも取り上げられ話題となりました。
また「本で世界と繋がる読書会」として、インドネシアの子どもたち1,000人とオンラインを通じたイベントを開催するなど、年齢や性別、国籍などに関係なく、積極的な活動を行っています。
リードフォーアクションでは、教育やビジネスだけではなく、洋書から邦書まで、さまざまな読書を通じた活動の中で、新しい自分を発見できる機会として人気が高まっています。
今や英語の能力は、日常生活や仕事でも普通に使う時代です。人によっては、学生のころにもっと勉強しておけばよかったと後悔している方もいることでしょう。
しかし、諦める必要はありません。なぜなら、語学力は、社会人になってから英語を身につける方もたくさんいるからです。
洋書をたくさん読むことは、英語力やコミュニケーション能力を高めるのに効果的です。
なかなか自分1人で洋書を読むのが苦痛という方は、ぜひ読書会に参加してみましょう。同じ目的をもった仲間が集まれば、きっとあなたにもやる気が出るはずです。
洋書を読む仲間を見つけ、読破した本の感想を共有したり、おすすめの本の情報交換もできるなど、1人で読書をするより何倍も読書を楽しめます。
洋書の読書会の有無にかかわらず、まずはリードフォーアクションに参加してみてください。きっとあなたにピッタリの書籍や読書の楽しみ方に出会えるでしょう。
リードフォーアクションの詳細については、こちらをご参照ください。
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