目標達成を実現する『たった1つ』のコツとは?非常識な成功法則を解説
『自分が持つ目標を実現したい』ということは、誰もが考えることではないでしょうか?
「お金持ちになりたい」「仕事で成功したい」など、人それぞれに目標は異なりますし、当然やるべきことも違います。だからこそ、何をすれば良いかわからないとお悩みの方も多いはず。
何冊も本を読んでみたり、自己啓発セミナーに参加したり、いろいろ試したけど現実は変わらない。そんな『本気な人』にこそ、すぐに実践してほしい方法があります。この方法は、日本一のマーケターとして有名な神田昌典が、自身で夢や目標を達成したやり方です。
このたった1つの方法を実施するだけで『他人にコントロールされる』のではなく『自分で自分の現実をコントロールする』という、誰もが憧れる生き方を実現できます。
そこで今回は、目標達成を実現する『たった1つ』のコツを、神田昌典の著書『非常識な成功法則』に基づいて解説します。何をやっても目標達成できないという方は、ぜひ参考にしてください。
目標を実現する『たった1つのコツ』と『絶対にやってはいけないこと』とは?
目標達成を実現するコツは『なりたい自分を紙に書くこと』。そして『やりたくないことを紙に書くこと』たったこれだけです。
要するに『自分の目標を紙に書く』たったコレだけ。
ただし、これを実行するには、まず『巷に溢れる成功法則を無視する』ことが重要です。
これまで多くの本を読んだり、大金を叩いて自己啓発セミナーに参加した方にとっては、絶対耳にしたくない情報かもしれません。
しかし、これには理由があります。その理由とは、成功者が教えてくれる成功法則は『成功者への伝言』だからです。つまり、成功者が傲慢にならないために『自分自身を戒める』ための言葉や方法がほとんどです。
「人に謙虚で親切であれ」「周りに感謝しなさい」「誰とも平等に接することが大事」など、このような成功法則は確かに耳障りが良く、心を綺麗にしてくれるかもしれません。しかし、その内容を実行したからといって営業成績が上がるわけでもなく、中小零細企業の利益がはね上がることもありません。
なぜなら、その言葉の内容がビジネスで成長する際には「全く意味がない」からです。例えば、営業で謙虚にしていると値切られます。また、周りに感謝するより「感謝される」側でなければ商品は売れません。全ての顧客に平等に見積もりを出しても、コンペに勝てません。こんな当たり前のことが『金言』や『後世に残したい偉人の言葉』として持てはやされているのが現実です。
大企業の社長で成功した人が、いつも傲慢で人に厳しく、エコ贔屓も酷いときは、いつか他人に足元をすくわれる時がくるでしょう。だからこそ、上記の言葉が生きてきます。でも、人に謙虚で親切にする、周りに感謝する、誰とも平等に接すると言うのは『自分の部下に対してとるべき行動』です。
だからこそ、あえて言います。巷の成功法則は『成功者が読む本』であり、まだ成功を手にしていない人は『読んではいけない本』なのです。
これから成功したい人が読むべきは、神田昌典の『非常識な成功法則』
『非常識な成功法則』は、神田昌典の著書の中でもトップクラスのベストセラー本の1つです。ただ、本人曰く「一番書きたくなかった本」であり、最も「読み返したくない本」とも語っている1冊でもあります。
その理由は、いろいろなビジネス書の中で、これまで誰も書いてこなかった『ビジネスの本質と核心』を自身の言葉でストレートに表現したからだと感じています。
上記で書いたように、これまで成功法則に関する書籍といえば『お金が全て』という考え方を否定し『謙虚な姿勢で人との出会いを大切にする』というのが『常識』でした。
この、ホンネとタテマエを使い分けることは、確かに日本人の美徳であり、常識です。
しかし、近年のニュースや経済状況を鑑みても、タテマエで生き残れる時代でなくなったのは明白です。
真実を語らずタテマエだけで政治をするから景気は良くならないけど、本音を言えば選挙に落ちる。
営業は傲慢でなければ高値で売れないけど、そんな本音を書いても、たぶん誰も買ってくれないから『綺麗ごと』を書いておこう。
そんな考えが蔓延しているからこそ、何かの拍子にこの本を手にした人が、何人も成功しているのでしょう。
だからこの本は、他のどの本にも無いような口語口調で書かれています。です・ます調でもなければ、である調でもありません。
基本的には『全てが非常識な本』なのです。
でも、それだけに神田昌典の情熱と本気が伝わってくる『一番熱い本』のように感じます。
新装版・非常識な成功法則
▲出典:新装版・非常識な成功法則
著者:神田 昌典
出版社 : フォレスト出版
発売日 : 2011/10/28
すでに成功している方は『読まないでください!』
今回紹介した『非常識な成功法則』は、2002年に発表された書籍で、その後何度も重版されています。
2011年には新装版も発売され、その新装版もまた、十数回重版されるほど売れ続けている、それ自体が『非常識な本』です。
神田昌典の著書にこのようなロングセラーが多い理由は『すべてが実体験』であり『ホンネしか書かない』ことが読者に伝わるからではないでしょうか。
ただし、この本は他の著書よりも更に直球勝負している内容であるため、粗削りにも感じます。それは、この本が『自らの大きな夢を実現するために人々に感謝し、与え、共に歩もう…』というスタンスではないからです。
単刀直入に言えば『ビッグになりたい奴はとっとと稼いで世の中に還元しようぜ!』みたいな考えです。
だからこそ、この本の内容は、成功者にとっては嫌な内容に感じるでしょう。なぜなら、自分がコツコツ頑張ってきたことが否定される、もしくは同じ考えの奴が増えると思うから。
成功者が言う『謙虚』とか『お金がすべてではない』という言葉は“実るほど頭を垂れる稲穂かな”の理論であり、成功者にしか価値のない言葉なのです。そもそも、まだ成功していない“実りの無い人”が『謙虚』に『お金を求めず』に仕事をしたらどうなるか?当然ですが、そんな社員は要らないし独立してもすぐに潰れるのが目に見えます。
でも、これまでのビジネス指南書や人生の成功法則は、先人の苦労話を美徳として伝え、“稼ぐことは悪”の如く扱ってきました。これが根本的な『間違いである』ことに気づくことが重要です。
今の日本に足りないもの
昭和の後期から平成にかけて続いた長きにわたる高度成長期が終わり、バブル景気も崩壊したあと、日本に残ったのは不良債権と“焼け野原から経済大国になったというプライド”だけ。
またみんなで頑張れば世界1位の経済大国に戻れるはず!みんな頑張って!という空気が蔓延していた2000年の初頭にこの『非常識な成功法則』が登場し、ビジネス書・実用書というジャンルに新しい旋風を巻き起こしました。
その結果『ビフォー神田昌典・アフター神田昌典』という言葉が生まれ、成功者とそうでない者の行動の違いがフォーカスされることになったのです。
『非常識な成功法則』は、多くの評論家やビジネス経営者が感想を述べています。
その評価といえば、驚くほどにバラバラです。
絶賛する評価からボロクソな評価まで「これだけ評価が割れるビジネス書もなかなかないのでは?」と思うほどです。今流行りの『炎上商法』みたいに。
きっとこのとき、神田昌典は今と同じような社会の閉塞感を察知して、起業したいと考える野心家に『何が必要で、何が足りていないか』を訴えたかったのだと思います。
だからこそ、タテマエを書くことを止め、ホンネの言葉でストレートに表現したかったのだろうと推測します。
新しい考え方や常識をぶち破る言動は、日本ではなかなか受け入れられません。それでも、批判されることを覚悟して書いたこの本が、ビフォー神田昌典からアフター神田昌典への分かれ目となったのです。
『非常識な成功法則』で手にできるもの
残念ながら、この『非常識な成功法則』を読み、成功しても、あなたは偉人にはなれません。
でも『スーパーマン』になれます。そして、メチャクチャなパワーと成功を手にすることが出来ます。
今、世の中には物も金も溢れています。そんな社会では、プロセスなんてものは通用しません。
なんでも出来る人や、コツコツと努力出来る人、昔は評価された資格検定も、今ではPC1台で処理できるし、出来ないことはアウトソーシングすれば良いのです。
精神論や根性論を語ったところで、結果がでなければ意味すらありません。
今、この日本で求められている人材は、世の中で支えあう人ではなく、どんどん稼いで多くの人を引っ張っていくことが出来るリーダーです。
もし、偉人になりたければ、ぜひこの本を読んで『成功してから』巷の成功本を読み漁ってください。でも、きっと気づくはずです。世の多くの偉人が、そもそも『世間から見れば“非常識な人”である』ことが。
『非常識な成功法則』がお勧めな人
この本を読んでいただきたいのは、目標を達成できず、何から始めれば良いか分からなくて苦しんでいる人です。
もしもあなたがこの本を読んで内容を理解し、実践すれば、成功、お金、良縁が向こうからやってきます。
- 『自分でビジネスをしたい!』
- 『自分のやりたいことが出来ていない…』
- 『もっと成功したい!』
そんな思いを持つ方は、まずはこの本を読んでみて下さい。
きっと、あなたが望む言葉や進むべき道、そしてあなたの成功の法則が見つかります。
もし、目標実現でお悩みや疑問・質問がある方は、いつでもアルマ・クリエイションにご相談ください。あなたに最適なソリューションを提供いたします。
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