読書の効果と5つのメリット|読書習慣が身に付く7つのコツを解説
読書が好きな方にとって、本はなくてはならない人生を豊かにしてくれるアイテムの1つです。
しかし読書をしない方にとっては、漠然と本を読むと良いと感じながらも、なかなかできないと言うのが本音ではないでしょうか。
読書にはさまざまな力を養う効果があり、収入や学力の向上に役立ちます。また人生におけるさまざまなトラブルを予防したり、課題や問題を解決に導くきっかけにもなり得ます。
しかし、子どもの頃から読書が苦手という方が多いのも事実です。
そこで今回は、読書の必要性や人生を豊かにする効果とメリット、読書を習慣づけるコツを詳しく解説します。
読書の必要性を理解し、読書習慣を身につけ、これからの人生を豊かにしたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
読書の必要性とは?
インターネットインフラが発達した現代では、知りたいことや分からないことを、スマホ1つで瞬時に検索できる時代です。事実、インターネットにアクセスするだけで、最新のニュースだけでなくバラエティー豊かな動画などからさまざまな情報を無料で獲得できるようになりました。
そのような中でも、読書をすると「賢くなる」や「知識が増える」など、何かと良い効果を感じている方も多いことでしょう。実際に読書にはさまざまな効果があり、知識や能力を高めることで、収入や学力が向上するといった研究結果も報告されています。
それではなぜ、インターネットで得られる情報よりも、読書で得られる情報の方が有益と言えるのでしょうか。
その理由の1つとして、読書で得られる情報にはそれぞれの結果に至るまでのプロセスや根拠が示されているため、あなたの脳に立体的な知識としてインプットされることがあります。また読書でインプットした知識は、アウトプットすることによって能力として発揮できます。この点においても、インターネットで言葉の意味や情報だけを理解するのとは、大きく異なります。
現代のように情報が氾濫する時代だからこそ、物事や言葉の本当の意味を理解し、自分の知識を能力として発揮することが必要なのです。
読書の効果と5つのメリット
読書をすることにより、人生が豊かになる効果とメリットにはさまざまなものがあります。
以下では、その中でも人生を豊かにする5つの基本的な効果とメリットを紹介します。
- ・知識が増える
- ・見識が広がる
- ・想像力が増す
- ・語彙力を養える
- ・コミュニケーション能力が向上する
それぞれ解説します。
知識が増える
読書が習慣化することで、読んだ本の数だけ知識量が増加します。現代はインターネットの発達により、自分が興味のある情報が簡単に手に入るようになりましたが、その知識は検索結果に紐づいた偏りのある情報となってしまいます。
しかし読書で得られる知識には、その結果にいたるプロセスや根拠が示されているため、より生きた情報としてあなたの頭にインプットされるでしょう。
見識が広がる
読書によって得られるのは「知識」だけではありません。本のジャンルを問わず、読書を重ねることで、あなたの「見識」が広がります。
見識が広がることで「ものの見方が変わる」だけでなく、今まであなたが生きてきた「人生や環境を変える力」が身につきます。
読書は、あなた自身で人生を豊かにできる「能動的な力」を手に入れることができる、最も合理的な手法の1つです。
もし悩み事や辛いことが起こっても、読書によって知識や見識のある人は、自分で解決できる力があるのです。
想像力が増す
読書の良いところは、自分で読んだ活字からさまざまなシーンを想像できるところです。
もし仕事や日常生活の中でトラブルが起きたとしても、想像力が豊かな人は、自分に降りかかるであろう危険を事前に予測して回避できる脳内シミュレーションが自然とできるようになります。その結果、自分の思った通りに物事が進むようになるでしょう。
語彙力を養える
語彙力は、多くの言葉を知り、使いこなせる能力のことをいいます。この語彙力は、本を読むことでしか習得できないといっても良いほど養うのが難しい能力の1つです。
なぜなら、いくら漢字やことわざなどを学んでも、その言葉を使いこなすことが難しいからです。言葉を使いこなすためには、読書を重ね、文章を読むことで学ばなければ身につきません。
語彙力が増す事で、あなた自身の仕事上の会話や文書の質、他者からの見え方も変わる事でしょう。
コミュニケーション能力が向上する
さまざまな読書を重ねることで、作者の気持ちや、その本の登場人物の感情などが自然と分かるようになります。
普段では考える事がないような、他人の考えや、喜び、悲しみ、痛みを理解する事で、人とのコミュニケーション能力は格段に向上します。
また読書によって語彙力が増せば、年齢や性別、社会的な地位に関係なく、魅力のある人とコミュニケーションが取れるようになるでしょう。
事実、世の中の成功者の多くが若くしてメンターと出会っているのは、この語彙力とコミュニケーション能力に長けていることが要因の1つです。
読書を習慣づける7つのコツ
読書習慣を身につけるポイントは「読書を好きになること」と「読書できる環境を整える」ことです。これができればあっという間に読書習慣が身につき、いつも本が手放せなくなります。
そんな7つのコツを順に解説します。
- ・まずは自分が興味のあるジャンルの本を読む
- ・読む順番を意識せず、読みたいページから読む
- ・面白くないと思った本は読むのをやめる
- ・自分が好きな作家から読む本を広げていく
- ・読書に適した環境を整える
- ・本好きの人と交換読書する
- ・読んだ本の内容や得た知識をアウトプットする
それぞれ解説します。
まずは自分が興味のあるジャンルの本を読む
読書を習慣づけるためのポイントは、なんと言っても本を好きになることです。そのためには、自分が興味のある本を片っ端から読み漁るのが一番近道です。
読む本はなんでも構いません。小説でもエッセイでも良いですし、ビジネス書や絵本でもOKです。
「絵本は漫画と同じだからNG」とお考えの方は間違いで、絵本は情報量が少ない分、子どもは子どもの目線で楽しめますし、大人が読めば大人の視点で想像を膨らませながら読める素晴らしいアイテムです。
まずは書店に出向き、プラプラと自分のありそうな本探しから始めてみましょう。
本を読む順番を意識せず、読みたいページから読む
本を購入したら、まず几帳面にまえがきから読み始めていく…必要はありません。もしあなたが選んだ本が推理小説であれば、最後から読むのはおすすめしません。
しかしビジネス書やエッセイなどのストーリー性の少ない本の場合には、興味のあるところから、または興味のあるところだけ読んでも全く問題ありません。
とにかく読んで面白いところだけをピックアップするのも読書の楽しみの1つです。どんどん読んで、どんどん知識をインプットしていきましょう。
面白くないと思った本は読むのをやめる
買った本がどうしても面白くない時は、いったん本棚に寝かしておきましょう。ただ、面白くないからといって売ったり捨てたりする必要はありません。
本棚に寝かしたからといって、質の良いワインのように美味しくはなりませんが、不思議と数年後に読み返すとメチャクチャ面白く感じることが多々あります。
それは本が面白くなったのではなく、あなたの思考の花が開いたからです。それまでに読んだ本から得た知識によって、以前面白くないと思った本の内容が理解しやすくなり、楽しく読めるようになります。(たまに過去に面白いと思った本がつまらなく感じるケースもあります)
買ってはみたけど面白くないと感じても、一旦は本棚においておきましょう。
自分が好きな作家から読む本を広げていく
一冊気に入った本が見つかれば、まずはその本を書いた作家の本を横断的に読んでみるのも良い方法です。
同じ作家が書いた本は、文章の書き方や考え方が同じのため、すんなりと読むことができるでしょう。小説などは気に入った作家の本を全て読むと言うファンも多くいます。
これは小説に限らず、ビジネス書でも同じです。もしビジネスを学んで稼ぎたいと言う方は、神田昌典氏の『非常識な成功法則』を読んでみてください。きっと衝撃を受けるはずです。
「好きな作家を探してファンになる」これも読書家になる近道の1つです。
読書に適した環境を整える
読書するにあたっては「読書に適した環境を整える」ことも重要なポイントです。
本好きの方の中には、通勤時間を読書に充てる方もいれば、トイレやお風呂が読書に最適と考える方もいるでしょう。
一方で読書が苦手という人は、テレビをつけたリビングで読書をしたり、好きな音楽を聞きながら本を開く「ながら読み(何かをしながら読むこと)」をする人が多いように感じます。
ながら読みが悪いとは言いませんが、実際のところ、かなり読書慣れした方でなければ集中して読書できないでしょう。
読書に慣れるまでは、まず自分が最も集中できる環境を作るところから始めましょう。
本好きの人と交換読書する
なかなか進んで読書ができないという方は、身近にいる読書好きの家族や友人、知人とお気に入りの本を借りたり貸し合うのもおすすめです。
本好きの人に面白い本があったら紹介してほしいと言えば、おそらく嬉々として「この本のこんなところが面白かった」や「この本で自分の人生が変わった」など、その本の「読み方」も教えてくれるでしょう。
そして、もし自分が面白い本に出会ったら、その本を自分の大切な人に勧めたくなるはずです。
人に本を勧めたくなれば、もうあなたも読書家の仲間入りです。その時点で、読書習慣は勝手に身についているでしょう。
読んだ本の内容や得た知識をアウトプットする
本を読み終えたり、何か新しい知識が身についたら、どんどんアウトプットすることをおすすめします。
読書は自分の世界を広げてくれるだけではなく「自分が得た知識を使う」こともできます。
冒頭で述べたように、読書を習慣としている人は、読書をしない人よりも年収が高い傾向にあります。その理由の1つは、インプットとアウトプットの量が多いことが要因と言えます。
どんどん読んで、得た知識をどんどん使いましょう。知識は、溜めるだけでは忘れてしまいますが、使えば身につきます。ガンガン実践していきましょう。
読書会に参加して読書仲間を増やす効果
読書を長く楽しむには、読書仲間がいれば最高です。読んだ本の内容を話し合ったり、おすすめの本をお互いに交換することで、自分が普段選ばないような本にも積極的に接触できる機会も増えることでしょう。
もし自分の周りに読書好きの人がいない場合は、オンライン読書会への参加がおすすめです。
ただオンライン読書会と聞くと、なんだか賢そうな方の集まりでハードルが高そうと感じる方がおられるかもしれません。
しかし、一般的な読書会はそういった専門書を研究する機関ではなく「みんなで楽しく読書しましょう!」という考えがベースにあるため、決して難しく考える必要はありません。
オンライン読書会は、非常にカジュアルでライトな「遊び場」的な集まりです。
ご自分が読んで感銘を受けた本の話をしても良いですし、これから「こんな本が読みたいけどおすすめ本はないですか?」と出会いたい書籍を探すのも全然アリな参加方法です。
特に最近は「本を読まずに参加できる読書会」もあり、参加者がどんどん増加しています。
基本的に読書会には「読書のファシリテーター(共通目的を達成するためのサポーター)」がついており、極端に言えば、読書嫌いの方でも楽しく参加できます。
実際に「読書って1人でするものではないんだ!」と感銘を受ける方も多いので、興味のある方は、ぜひ参加してみてください。
▼オンライン読書会に関する詳しい内容は『オンライン読書会で人と繋がる|イベントの内容や参加するメリットを解説』の記事をご参照ください。
読書の必要性のまとめ
このように読書をすることで、大袈裟ではなく、人生は大きく変わります。
現代はスマホ1つでさまざまな情報を入手できるため、多くの人が活字ではなく、ユーチューブなどの映像や音声から情報を入手しています。
しかし、動画から得られる情報と活字から頭に入る情報は別物です。脳を活性化させながら想像力を養うためには、目と脳だけを使って活字を読むことが大切です。
なぜなら映像や音声は、意図せずとも勝手に目や耳に入るため、どうしても情報を受動的に受け取ってしまい、想像したり考えたりすることがおざなりになるからです。
しかし読書では、自ら能動的に活字を読むために脳が活性化され、想像力も豊かになります。このような経験と知識が積み重なることで、集中力と知恵がつき、結果として仕事の成果もでやすくなるのです。
実際に世界中の成功者の多くは自分の時間を大切にし、読書を欠かすことがないと言います。そして、その多くが若くしてメンターと出会っているのは、読書による語彙力とコミュニケーション能力に長けていることが要因の1つと言えるでしょう。
読書は無限の力を持っています。そして、その力を獲得するために必要なのは、あなたの少しの時間だけなのです。
図書館に行けば無料で本を借りる事ができますし、自由に読める本がある会社も増えています。
そしてあなたが『読書を通じて新しい自分を発見したい』と思ったら、ぜひオンライン読書会に参加してみましょう。
もしオンライン読書会に関するご質問等があれば、いつでもお気軽にアルマ・クリエイションにご相談ください。
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