リードフォーアクションの木村祥子です。
私が、新しい働き方を歩むバイブルとなった1冊。
ワーク・シフト
孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉
リンダ・グラットン(著)
2025年、
私たちが働く未来を
想像したことがありますか?
その未来を漠然と迎えるか、
変化する未来に主体的に関わっていくか、
とても考えさせられる1冊です。
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第4部 働き方を<シフト>の概要と
私自身のシフトを例に
あなたを楽しむ働き方をみつける
ワーク・シフトから学ぶ3つのステップ
をお届けします。
前回お届けした、
仕事の世界で必要な3種類の資本
の記事の続き
今回は、第一のシフト
ゼネラリストから「連続スペシャリスト」へ
をお届けします。
概要
第一の資本【知的資本】を
強化するプロセスです。
未来の仕事の世界で成功できるかは
その時代にあなたが
価値を生み出せるかです。
そう、【知的資本】があるかです。
これを実現する上で
大きく2つの資質が必要です。
(1)専門技能の連続的習得
なんでもできる器用貧乏からの脱却です!
価値を生み出す専門技能
それには希少性があるか?
まねされにくいか?
そして、それが「好きな仕事」か
ということがポイントです。
(2)セルフマーケティング
その技能を他者に伝えていく
そして、それを受け取って
もらうことが必要です。
私が実践したワークシフト
(1)専門技能の連続的習得
ズバリ、私にとって
≪フォトリーディング≫と
≪読書会≫との出会いは
大きいと思っています。
本を読むということは、
時代の流れをつかみ
情報を収集する手段として最適でした。
そして、
—
ビジネスモデル・ジェネレーション
アレックス・オスターワルダー(著)
—
を課題本にした読書会を
50回以上開催しました。
読書会ファシリテーションを繰り返し
ビジネスモデルをデザインして
遊ぶというコミュニティを発足
事務局として場を運営することを
繰り返し実践したのです。
結果、
私が連続的に使ってきた技能は、
・[本を読む]加速学習のテクニック
・[読書会]ファシリテーションのテクニック
・遊びの場の[事務局]を実践する
これらが、
その当時、希少価値があり、
まだマネする人が少なかったようです。
これは、2011年のことですが、
振り返ってみると、
『仕事を効率化』する本から
『ライフデザイン』を
テーマにした本が
書店に並び始め、
キーワードも
ソーシャル、コミュニティ、
つながり、グループ、生き方
などが
目立つようになっていました。
本を読むことで、
なにか新しい時代の幕開けをキャッチし、
読書会という場をきっかけに
コミュニティを創るという動きを
スタートできたように思えます。
(2)セルフマーケティング
これはシンプルです。
facebook、Twitterなど
さまざなまソーシャルメディア、
そしてブログという機能を
積極的に使いました。
反応がでてきたら、
さらに、
どう表現したらいいかという
文章術を学び
効率的な発信をするようになりました。
自分の思いを発しすることにより
自分自身を発見していったような気がします。
ワークシフトのポイント
まずは、
自分が≪楽しい≫と思うことからやる。
正直、
希少価値があるか、マネされないか
などわからないし、
確信を持ってから、
スタートって難しいと思うんです。
自分の≪楽しい≫を
純粋に受け止め、実践を繰り返す。
ちょっと迷ったり
見つからなかったら、
本屋に足を運び
たくさんの本を読んでみるのもいいカモ。
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