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『本を読まない読書会』って本当ですか?

2019.09.04
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リードフォーアクション 木村祥子です。
リードフォーアクションでは
多くのファシリテーターたちが
個性豊かな読書会を開催していますが…
そんな中の謳い文句の1つに

『本を読まない読書会』

という表現があります。

えっ!そんな読書会成立するの?

読書=本を読むこと
です。

本を読まない読書会なんて
ありえないですよね。

正確には、
本を読む時間が少ない…
さらに正確には、
私たちが子供の頃から
教わってきた本の読み方と
少し違うだけで、
しっかり読んでいる…
と私は思っています。

本を読むということは…?

そもそも、
「本を読んだ!」とは
どういうことでしょうか?

・1ページ目から最後まで読むこと?

・本の内容をしっかりと理解すること?

・しっかりと時間をかけて読むこと?

…どんな状態が
本を読んだと
あなたに満足感を
与えるのでしょうね?

読んだ満足感が欲しい意識と
実はその裏でしっかりと理解している無意識

なんとなく思うのは、
読んだー!とか
理解できたー!とか
本を読んだ感覚を味わいたいのは
私たちの脳の意識の部分が
求めていること…

そして、
その本を読んだ満足感とは別に
読み方次第で、
無意識がちゃんと
本を読み、
本を理解しているのではないか…
と思うのです。

けれども、
無意識が理解しても
意識では感じ取れないので
読んだ気がしないワケ。
リードフォーアクションは
そんな無意識を
活用した読書をするので
意識的が求める
本を読んだという満足感
少ないかもしれません。

そして、
その満足感とは裏腹に
無意識はちゃんと読んでいるのです。…きっと。
そんな読書会
本当に本を読んでいないのか…
あなた自身が体験して
判断してみてください。