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そもそも正解って何だろう…?

2019.07.26
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リードフォーアクション 木村祥子です。

リードフォーアクションの読書会は、
基本、事前に本を読んでこなくていい…
その場で問いをつくり
答えを探す読書をします。

そのため、
はじめての体験に
緊張される方がいらっしゃいます。

そして…答えを探すとき、
正解が見つかりません。
これが合っているかわからないのですが…
などをおっしゃいます。

 

そもそも、正しい答えってなんでしょうか?

本というものは、
その本を書いた著者の見解であり
著者の成功体験の集大成です。
もし正解というものを定義するとしたら
著者にとっての正解です。

だから、
あなたの問いに対して
本から答えが見つからないことがあるかもしれません。

それは答えが見つからなかったではなく
見つからなかったことが
あなたにとって正解なのかもしれません。
著者の考え方と
あなたの考え方が違うだけだもん。

100点満点減点法からの脱却

私たちは義務教育の中で、
100点満点を取ることを
目指してきたような気がします。
100点を基準にして
間違ってしまったら
マイナスという評価をされる。
知識が少ない子どもには
そういった教えるという教育は大切です。

そして、大人になった私たちは、
そんな正解不正解という
2極の考え方だけではなくて
自分なりの考えや
相手の考えを受け入れ
新しい解釈や新しいアイディアを
生み出していくことがあってもいいと思います。

読書会は、著者と参加者とあなたの3者の対話

読書会では、本を読むというよりも
著者との対話という感覚をもって読みます。

だって、もし、本の著者が
あなたの隣にいたら、
本を読まずに、質問しませんか?
そんなイメージをもってもらいます。
すると、あなたなりの答えが本から見つかります。

それを読書会に参加した仲間と共有すると
自分が気づかなかった
相手視点の答えが共有され
新たな発見があったり
自分の答えがバージョンアップしたりするのです。
あなたの枠をちょっぴり広げる読書会に参加してみませんか?