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なぜ”あたらしい『働き方』”を問うことが必要なのか?

2019.07.26
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リードフォーアクション 木村祥子です。

ストレスフリーな働き方や読書会の魅力について
リーディングファシリテーターの新田茂幸さんに
5回にわたり紹介してもらっています。今回は、4回目。

前回までの記事はこちらです。

■「ストレスフリーな働き方」を実現するためには…
あなたのチカラを最大限引き出すために必要なことは…?
大人が楽しめる冒険をご紹介します

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こんにちは、新田茂幸です。
今日紹介したいのは、この本です。

ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉
2012年に出版され、
今なお注目を浴び続けている本です。
今回は、そんな『ワークシフト』の序章から、
「なぜ?今、あたらしい『働き方』を問わなければいけないのか?」
を考えてみました。
そこには、まず、未来の働き方に大きな変化もたらす要因が、
「5つの変化の要因」として紹介されています。

  1. テクノロジーの進化
  2. グローバル化の進展
  3. 人口構造の変化と長寿化
  4. 社会の変化
  5. エネルギー・環境問題の深刻化

この5つの変化の要因が、私たちの未来の社会に、
あの「産業革命時代の変化」
以上の変化をもたらすと予想しており、
そして、著者は、
「自身の未来について選択を迫られる。」
と語っているのです。
具体的には・・・、
”漫然と迎える未来”
”主体的に築く未来”

この2つの道のどちらの道に進むのか?と、、、。
確かに現代社会は、
今までの社会のルールや習慣が
まだまだ蔓延している状況であり、
大きな時代の変化を敏感に
感じ取れる人はまだまだ少数派。
しかも、未来を予測すること自体が大変むずかしく
未来予想の信憑性を疑いたくなる人も沢山いると思います。
しかし、こうした未来を予測する専門家たちが語る未来には、
かなり共通する部分があるのも事実。

  • テクノロジーの進化 - ネット上で親密にコミュニティを作り、離れた人々と「供創」できる
  • グローバル化    -  国境を越えて、言葉の壁を越えてコミュニケーションができる
  • 自己実現社会 - 資本の拡大、組織の拡大のための労働から、人生の精神的幸福の拡大、自己の表現のための労働へ

今や、フェイスブックやYouTubeなどの台頭により、
自己の能力を最大限発揮し、組織に属することなく収入を稼ぎ、
自身の人生のバランスを考えながら働ける環境が整っているのです。

『ワークシフト』の序章では、
「好ましい進路に向かうためには、
これまでの『働き方』の固定観念をシフトさせる必要がある」

と書かれています。

  1. ゼネラリストからスペシャリストへ
  2. 人的ネットワークの重要性
  3. 職業生活を問い正す

私は、著者の言う ”主体的に築く未来” を選択したい。
変化の5つの要因を味方につけて、主体的に未来を切り開く。
この様な未来では、コラボレーションが重要な役割を担い、
人々は知恵を働かせて未来を選択し、
バランスのとれた働き方をする。

読書会では、こうした
好ましい道を見極めるためには、
未来に関して最大限の情報と知識を集める必要がある。
と著書の中で書かれている。
その知識や情報をたくさんの人々と探求する時間をもてる。
さらに、出逢う人々と人脈を築いていける機会をもてる
可能性を秘めていると思って慰安す。
私も、著者がいうように
「すべてを運任せにしていいわけではない。」と考えています。

未来のストーリーを描いて自身の選択の手がかりにし、
職業生活に関する常識を根底から<シフト>させることで、
好ましい未来を迎えられる確率が高められる。
仕事を通じて、
自分とほかの人たちのために価値を生み出せる可能性が広がるのである。

あなたも、自身の「主体的に築く未来」のために、
読書会で、小さな一歩を踏み出してみませんか?
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