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本を読んで、空気も読む!それがファシリテーター

2019.08.07
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リードフォーアクション 斎藤恭子です。
たまに読書会で
リーディングファシリテーターを
「先生」と呼ばれる方がいます。
ですが、私たちは先生ではありません。
ファシリテーターです。
本の読み方を伝えることはありますが
技術を教えることがメインでなく、
参加者自身の気づきを促すための
「場づくり」が私たちの役割。
リラックスでき、立場を超えて
意見を出せる雰囲気作り。
課題を共有し、皆の知恵を集めて
新しい価値を創造するコミュニケーションの促進。
そして必要なタイミングでの介入。
この介入って意外と難しいんです。
場の空気を読まないとできない。
ふと。
リーディングファシリテーターは
この空気を読むのが上手い人が多いんですよね。
何ででしょ?!
あるリーファシがこんな風に分析しました。
本の読み方が場づくりに影響しているのでは?!
私たちがお伝えしている読書のやり方は、
1.全体像を把握する
2.目的を明確にする(質問作る)
3.気になる言葉やキーワードが飛び込んできて、それを起点に質問の答えを探す。
これを場づくりに変換すると…
1.会場全体を把握する
2.どういう場にするか目的を明確にする
3.参加者の動きや表情、気になる空間が現れ、その場所に呼ばれる。
介入すべき所が自然と見えてくる。
普段感覚でやってることを
言語化するとこんな感じになるんでしょうか?
だから、
リーディングファシリテーターは空気も読む。
なーんてね。(笑)
もちろん、本の読み方が影響していたとしても、
みんなが最初から場づくりが
上手かったわけではありません。
現場での経験がリーディングファシリテーターを育ててます。
リードフォーアクションの読書会は
基本の読書法やベースはありますが、
決まったコンテンツはありません。
リーディングファシリテーターがオリジナルで
コンテンツを作り、どのように進めるかを考えます。
新しいことにチャレンジすると壁にぶつかる事も…。
現場の声を取り入れて、
変化やニーズに対応する力。
時には臨機応変も必要です。
こうして場づくりの力は磨かれていくんですね。
場づくり次第で、読書会は全く異なるものなります。
読書会を面白くするのは
ファシリテーター次第!とも言えるでしょう。

同じ本をテーマにしても、
ファシリテーターが違えば違う読書会になるんです。
いつもと違うファシリテーターの読書会に
参加してみるのも面白いですよ。
新たな発見、刺激があるやもしれません。(笑)
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