リードフォーアクション 木村祥子です。
友人から
出席したセミナーで
担当講師から
腕組みをして話を聞いている姿を
それは
”人の話しを聞く態度ではない”
と指摘を受けたという
エピソードを聞かせてもらいました。
その話を聞いて私は…
なんとも言えない複雑な思いになりました。
なぜ、そんな思いになったのか
3日くらいモヤモヤと考えたんです…
(しつこい…笑)
…
…
そもそも…
腕組みをして
人の話を聞くことは
悪いことなのか…?
…と。
腕組みは防御の姿勢とか
拒絶のポーズとか言われますが、
人の無意識に
変化や新しいことを嫌います。
新しい情報を習得するセミナー
緊張することだってあるワケで、
自然と防御や拒絶の姿勢を
取ってしまうことって
あるのではないかと思うのです。
その人が
態度という見た目の表現で
素直に自分の心を表現してくれた証。
拒絶しているわけではなく
悩んでいるかもしれないし
考えているのかもしれない。
きっと、人それぞれ、
腕組みをしている奥にある心は違うはず。
■それを頭ごなしにダメだと指摘をするのか…。
■相手からのメッセージを受け止め、次の行動に活かすか…。
うぅ~ん。
私は、後者でありたい…。
そして、
セミナー講師
場をつくるファシリテーターという
立場として考えると
もし、
相手に腕組みをさせてしまうような
場をつくってしまっていたとしたら、
何があってあの人は腕組みをしていたのか…
と考え、
振り返りをして
次の場創りに活かしたと思うのです。
…
…
腕組みが良い悪いという
判断基準を持つこともアリかもしれません。
そして、
腕組みが悪いと判断するのであれば、
腕組みをしてしまうような場や
環境をつくらなように、
何か改善をしていくことができる人で
在りたいなと思うのです。
そして、そんな
ファシリテーターでありたいし
そんなファシリテーターを
育てていきたいなって思います。