リードフォーアクション 木村祥子です。
2017年3月12日
『なぜ人と組織は変われないのか』読書会
を開催しました。
課題本はタイトルと同じこれ。
400ページ以上ある本を読み解き
この本に紹介されている
『免疫マップ』というツールを体験します。
免疫マップとは
「改善目標」
「阻害行動」
「裏の目標」
「強力な固定観念」
という4つで構成されている
シンプルなフレームワーク。
心の中にある、
何かの変化に対して自分を守ろうとしている
メカニズムをを解き明かし、
検証できます。
スキルだけでは解決できない
今の自分に起きている事実と
向き合うことができ
問題解決を効果的に
展開していくことができます。
そもそも免疫とは…
体内に病原菌や毒素その他の異物が侵入しても、
それに抵抗して打ちかつ能力。
また、異物と反応する抗体を作って
発病をおさえる抵抗力を持つこと。
転じて、物事がたび重なるにつれて慣れてしまうこと。
そんな免疫機能が私たちの心にもあるのです
つまり、自分にとって
都合の悪いものを排除する力。
その免疫機能は、
体だけでなく心にも作用するのです。
これが、良い心の状態を守るために
働いてくれればいいのですが…
人の心は裏腹…
実は、○○したいという
目標がありながら、
そればちょっと怖いな…
なんて思ってしまう裏の心があって
そちらに免疫機能が
働いてしまうことがあるのです。
そんな、心の免疫機能が作用してしまっている
裏側にある不安や
いわゆる固定概念を解き明かしていきます。
けど解き明かされるだけ…
しかし、免疫マップの欠点は
免疫機能が発動する
裏側の不安が明確になるだけなのです。
えっこれだけ…対策は?
と思うかもしれませんが、
成長とは気づくことから始まります。
すべての成長は、
気づくことからはじまるのです!
そして、
リードフォーアクションの読書会ですから
気づいたことを
どうアクションにするか
最後のワークがあります。
本をきっかけに小さなアクションを
設定し、踏み出すことができるのです。