人生は自己肯定感で10割決まる!
それぐらい自己肯定感は人生において非常に重要なもの。
それは、わかるっ!けど、どうやってそれを高めていくのでしょう?
リーディング・ファシリテーターの宮治理陽です。
自己肯定感が低いために
望まない人生を歩んでいる人がいると感じます。
どうしたら、自己肯定感を高め
そういった人を応援できるのか
知りたいと思い
この本を手にしました。
人生は自己肯定感で10割決まる
それぐらい自己肯定感は
人生において非常に重要なものですが、
じゃあ具体的に自己肯定感って何なの?
どうすれば高めることができるの?
というのは案外分からないもの。
本書はカウンセラーとして活躍する著者が
「自己肯定感とは何か?」
「どうすれば自己肯定感を高めることができるのか?」
を網羅して書いた教科書という
タイトルに相応しい内容の書籍です。
1.そもそも自己肯定感とは何なのか?
自己肯定感は人生の軸となるエネルギーであり、
「自分が自分であることに満足し、
価値ある存在として受け入れられること」
と定義されます。
自己肯定感が低ければ
「自分はダメだ」
「何をやっても楽しくない」
と思ってしまい、
仕事、人間関係、恋愛・結婚、子育てなどに
悪影響を及ぼしてしまうのだそうです。
自己肯定感は一つの概念ではなく、
「自尊感情」
「自己受容感」
「自己効力感」
「自己信頼感」
「自己決定感」
「自己有用感」
の6つの“感”で構成されていて、
それらが連鎖的な影響を
受け合いながら自己肯定感を形作っています。
自己肯定感を高めようとするのであれば、
まずは6つの感のうちの
どの項目が低いのかを認識した上で、
その感を高めるのに合った
取り組みをしなければ効果が薄くなってしまいます。
2.どうすれば自己肯定感を高めることができるのか?
その場でパッとできる瞬発型のものと
じわじわと高める持続型のものがあり、
その組み合わせとなります。
まず先に瞬発型のものに取り組み、
それが習慣化した上で持続型のものに
取り組めば長期的に自己肯定感を高めることができるでしょう。
簡単に始めることができるのが
「スリー・グッド・シングス」という
その日の「今日よかったこと」を
3つ書き出すもの。
これは「自分はツイてる!」という
アファメーションが日常化している状態なので、
自己肯定感を高めるのに非常に効果的です。
3.自己肯定感が低い人にどのように接してあげると高める効果が出るのか?
自己肯定感が低い人は
ネガティブな発言をする傾向にあるので、
それを肯定的・ポジティブな言葉に変換し、
リフレーミングしてあげます。
例えば「もう疲れた」と言ったら
「疲れるぐらい頑張ったんだね」
と声をかけてあげるといった具合。
これは相手のためにもなるし、
その言葉を発した自分自身も聞いているので、
自分のためにもなって一石二鳥。
これは私もすぐに実践しようと思いました。
人生前向きに頑張っていきたいと思っているのに、
どうしてもすぐに
「自分には無理」「どうせ失敗する」など
ネガティブな感情が出てしまう人に
読んで欲しい1冊です。
ネガティブな感情が
出てくる原因を知り、
自己肯定感を高めるための
具体的な方法が数多く載っているので、
「これだったらやれるかな?」
と自己肯定感を高めるための
第一歩を踏み出すキッカケ
になるのではないでしょうか?
執筆者プロフィール
宮治理陽(ミヤジリョウ)
北海道在住、税理士