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心がゆさぶられる読書をしたいなら…

2017.01.13
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リードフォーアクション 木村祥子です。
外山滋比古さんの
乱読のセレンディピティより

本はナメるように読むよりも
風のように読むといい。
そんなメッセージが目に留まり
思わず買ってしまった1冊。

▼ふつう読み

本に書いてあることを正しく理解すること。
しかし、本とは、人が書いたもの
つまり著者の思考です。
そのため、100%正しく理解することは難しい。
100%正しく理解したつもりでも
実は、70~80%程度しか
正しく理解できておらず
残りは、「解釈」という
自分の考えで補填されているのだそうです。

▼乱読する

乱読をすると
理解できてない部分が多い。
読者の頭の中に
情報が物理的に入ってくることも少ない。
けれども、再び本を開いたときに
前に読んだ文字が目に飛び込んできて、
そこに衝撃を受けたりと
科学反応が起きやすいそうです。
ふつう読みもいいけれど
乱読からのほうが知的刺激があるだそう。

▼さらにおしゃべりを加え…

18世紀のイギリス
ルーナー・ソサエティという
おしゃべり会があったそうです。
イギリスは、産業革命により
世界のトップに立つことになったが
産業革命を推進した
新発明や発見は、
ルーナー・ソサエティから生まれたそうです。
20世紀には、
アメリカのハーバード大学に
アカデミックなおしゃべり会が生まれ
後々、ハーバード大学の名を
高らしめることになった
成果をだしてきたそうです。
おしゃべりという行為は、
私たちが思っている以上に
人の知識創造を引き出すようです。

▼まさにリードフォーアクションの読書会

読書会での読書は
まさに乱読…
時にはまったく読んだ気がしない場合もあります。
しかし、目にとまったキーワードから
参加者同士のおしゃべりをし
思わぬ気づきや発見があり
読書会に参加する前と後で
まったく違う考え方になっていたり
新しい視点を得ていたりするのです。
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