リードフォーアクション 木村祥子です。
読書会では、
3つのコミュニケーションをしています。
自分とのコミュニケーション
著者とのコミュニケーション
相手とのコミュニケーション
の3つだと思うのです。
自分とのコミュニケーション
あなたは本を読むときに、目的を持って読んでいますか?
「特に目的なんてないし…」なんて思っているあなた。
本屋さんで手にした本、
図書館で借りた本、
何気なく手にした本かもしれませんが、
意味なく手にすることはないと思うのです。
もう一度、あなた自身に問いかけてください。
「この本から欲しいものは何だろう」って…。
そして、可能であれば、
その目的を紙に書き出してください。
また、本を読んでいるときに、
共感することや、
逆にちょっと違うなという感覚を
覚えることもあると思います。
YES、NOで終わらせずに
どんな点が共感したのか、
違いを感じたのか、
その背景にどんな思いが自分にあったのかなど
ちょっと考えてみてください。
そう自分のシグナルを感じるのです。
著者とのコミュニケーション
本を読むときに、著者を意識していますか?
自分の欲しいものが明確になったら、
著者に向けて、その欲しいものを
手に入れるための質問をつくってみましょう。
想像してみてください。
あなたがカフェで読書をしていたら、
本の著者が隣のテーブルに偶然やってきた。
さらに、
「私の本を読んでくれてありがとう」
なんて声をかけられたとしたら…。
せっかくのチャンス本を読む手を止め、
著者に話しかけませんか?
もし、あなたの欲しいものを得るために
著者がお手伝いをしてくれるとしたら、
どんな手伝いをお願いしますか?
本を読むというよりも、
著者に話しかけるような、
対話をするような読書をしてみましょう。
相手とのコミュニケーション
成功者たちは、
読んだ本について語る相手がいるそうです。
そして、読書会では、
仲間と一緒に本を読み、
その本について共有をしていきます。
本をきっかけに誰かとコミュニケーションする。
本という共通言語があると、
対話が円滑に進みます。
そして、本を読み情報をインプットするだけではなく
得たものをアウトプットする。
この作業はとても大事です。
本から得られる情報が100%だとしたら、
読むだけだと、20%程度しか記憶には定着しないそうです。
しかし、誰かと対話することにより、
それが40%となり、
さらに誰かに教えるという作業をすると
90%になるそうです。
アウトプットすることは、
記憶の定着率を上げることにも有効なんです。
3つのコミュニケーションを体験してみませんか?
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