■はじまりは1通のメール
事務局に1通のメールが届きました。
ある女性雑誌が、読書会特集を行うので、
取材をさせてほしいとのこと。
「おお!! ぜひぜひ〜〜 取材大歓迎です。
せっかくなら、女性の読書会を取材したいですよね?」
ということで、その日のうちに企画したのが
「Life, Work for Women 〜働き続ける女性たちのこれから〜」
というタイトルの、
女性の女性による女性のための読書会でした。
女性リーファシと女性参加者だけで、
女性の働き方、生き方について、
読んで語り合おうという企画です。
リーディング・ファシリテーターは、
2015年最優秀リーディング・ファシリテーターで
やはり女性の酒井美佐さんです。
酒井ファシリテーターは、
年間100回以上の読書会を開催している、
読書会を開催していれば、ハッピーでいてくれる、
とてもありがたい存在でもあります。
■企画を発表、告知してみると、、、
翌日の月曜日、社内の全体会議で、「女性だけの読書会を開きます!」
と発表しました。
すると、男性陣からは、ブーイングの嵐。
「なんだよ、それ。」
逆に、女性陣からは、
「ぜひ、参加したいです〜〜」と温かい声。
たまには、女性限定もいいんじゃないんでしょうか?
読書会の告知をしたら、なんと、
たった3日で24名満席キャンセル待ちになりました。
もしかして、世の中から、求められていたのでしょうか?
すごい反響です。
実際に集まってくださった方のほぼ半数は、読書会が初めての方。
「実は、あまり本を読んでいないんです。
でも、事前に読まなくてもいいと聞いたので、参加しました。」
「以前から、参加したいと思っていたのだけれど、
女性限定と聞いて、すぐに申し込みました!」
■本を選ぶ
さて、事務局とリーディング・ファシリテーターは、
どんな本が参加者に喜んでいただけるかなあと、選書。
40冊近く用意しました。
参加者の皆さんは、この本から、どうやって、本を選ぶのでしょう?
「本は早い者勝ちで選んでください。」
というファシリテーターの掛け声で、
本のコーナーに参加者が一斉に集まりました。
バーゲンに慣れている女性は、
こういう時は、決めるのも早いです。
皆さんそれぞれピンときた本を
表紙だけで選び、
どんどん手に取っていきました。
■本と参加者からヒントを得る
そして、いよいよ、読書会の本番です。
各テーブルにリーディングファシリテーターが座り、
進行をサポートします。
1分、3分、5分と時間制限のあるワークが続く中、
どのテーブルでも真剣に、でも笑いがあふれる楽しい
会話で盛り上がりました。
■参加者の声
参加者の方からは、こんな声をいただきました。
「働く女性について、いろいろな方のご意見が聴けて参考になりました。
新しい気づきがあり、今日からさっそく行動にうつせることもありました。」
「今回のチームワークでいろいろな方との会話はとても新鮮でした。
そして、なんだか”しっくりと”何かがかたまった気がします。」
「最近不安だったのですが、未来は明るいと感じられました!」
「読まずに本を楽しめるってとっても素敵でした。」
そして、ここだけの話ですが、
「女性だけというのも気楽でよかったです。」
「女子会はいいな!!」
「やはり女子だけだと安心して話せます」
という感想も。
■台風とともに
仕事にがんばっている女性だけで語らう、
働き方と生き方。
皆さんの笑顔をたくさん見ることができ、
企画した甲斐があったなあと、
事務局冥利に尽きます。
10日前には、かげもかたちもなかった読書会です。
台風のように発生し、台風一過の青空で、
開かれた読書会でした。