リーディング・ファシリテーターの
後藤安賀里(ごとうあかり)です。
リードフォーアクションの
リーディング・ファシリテーター斎藤恭子さんが、
地元の豊田市からの要望で、
2017年10月5日(木)
とよた男女共同参画センターにて読書会を開催されました。
「あなたのイライラを楽にする読書会」
と題した読書会は、
子育て中のお母さんの
<心が楽になる><日々の悩みに向き合うヒントが得られる>
ことがテーマでした。
2017年10月6日付の中日新聞にも掲載され、
読書を通じて仕事や育児の悩みを解消しよう
と集まったみなさまの意見交換を楽しむ様子が伺えます。
また、読書会の終了後も参加者が話し込む姿が見られ、
参加されたみなさまの満足度も高かったようです。
この読書会には、
豊田市在住の20代~50代の女性が
集まりました。
専業主婦の方が大半で、全員が読書会に初参加!
さて、いったい、どのような読書会だったのでしょうか。
ファシリテーターを務めた
斎藤恭子さんと参加されたみなさまのお声とともに、
お届けします。
* * * * *
今回の読書会は、
とよた男女共同参画センターの
図書コーナーのオープンスペースで開催しました。
当初は会議室での開催予定だったのですが、
とよた男女共同参画センターの清水所長から
「とよた男女共同参画センターには図書スペースがあり、
そこをもっと有効活用してもらいたく、
その想いもあって読書会に非常に興味をもった」
との話もあり、急遽、
オープンスペースで開催することにしたのです。
読書会では自己開示が必要です。
今回のように悩みがテーマだと、
より場作りが重要だと思っています。
私が提供するのは、楽しく話せて、安心安全な場。
このオープンスペースを利用することで、
視界や風通しのよい開けた環境がその後押しをしてくれました。
同じテーブルの仲が
非常に良くなるのもこの読書会の特色です。
その盛り上がりに、
私の方がちょっと羨ましくなってしまいます。
ファシリテーターするより参加する方が
絶対に楽しいだろうなって(笑)。
なので、いつも積極的に
輪の中に入るようにしています。
参加者とのおしゃべりは、
私の読書会開催のモチベーションの1つなんです。
今回は私自身イヤイヤ期の小さな子供を持つ
悩み多き主婦ということで、
いつもよりすんなり打ち解けることができました。
読書会が終わってから参加者さんが
参加動機を教えて下さったのですが、
「私の育児ブログを読んで参加してみたいと思った」とか
「RFAの読書会に一度参加してみたかった」
など思いもコメントいただき、非常に嬉しかったです。
同じ本を持ってきた人が偶然にも隣の席になったり、
隣の人が持ってきた本から
自分の琴線に触れる一言を見つけて涙ぐんだりと、
側で見ていて、人とのご縁を深く感じました。
とよた男女共同参画センターのスタッフの方も、
参加者が色々な本に出逢えるように
オススメ図書をピックアップしてくださりと、
新しい本との出逢いを作ってくださいました。
センターのオープンスペースの図書には、
自己啓発好きが興味を持ちそうな
ラインナップがされていて、
大きな図書館よりも読みたい1冊を
探しやすい場所です。
今回の読書会に参加された方の中にも、
このスペースにある本を
借りられる方もいらっしゃいました。
最後になりますが、
とよた男女共同参画センターのスタッフの方が、
私や読書会を信頼してくださったのは、
ファシリテーターの皆さんの活躍のおかげです。
東京の江東区の男女参画センターで開催した、
酒井美佐さんの読書会の評判がきっかけで、
このお話を頂きました。
また、事前に読書会を知るために、
名古屋の守山区で開催された
TSUTAYA草叢BOOKSでの読書会に
参加したスタッフもいて、
「こんな読書会のやり方があるのだと驚きました」
と楽しそうに話してくれました。
色々な人に支えられた読書会でした。
本当に感謝しています。
* * * * *
とおっしゃる斎藤さん。
読書会の進行は
・読書会のゴールの設定
・1冊目(自分が持ってきた本を読む)
3つ質問を作り、答えを探し、グループでシェア
・2冊目(1冊目と同じ本でも可)
自分の悩みの対する質問を1つ作る。
本と質問とその背景を話せる範囲でシェア。
その質問と本を他の参加者に渡し、答えを探してアドバイス。
・気づきのまとめと、行動宣言
といった形で、
リードフォーアクションの読書会の基本進行である
<①質問作り②探索③共有④気づき、発見⑤行動>
に沿った内容で行われました。
読書会に参加されたみなさまからは、
こんな声を頂いたそうです。
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●昔は「書を捨てよ、街へ出よう!」
と寺山修司さんが呼びかけましたが、
今は「書を持って街へ出よう!」なのだと思いました。
有意義な時間を他の人たち共有できてよかった。
●普段、自分では読まないような本を読むのは面白かった。
色々な良書に出会えました。
●質問をして改めて読んだら、
こんなことが書いてあったんだと気づきました。
他の人が同じ本と読むと、
自分では考えつかない意見が出てきて面白かった。
●人と人、人と本を繋ぐ読書会に感謝です
子育ての先輩にアドバイスをもらって、ありがたい。
●久々に自分のことをいっぱい話しました。
気づきもいっぱいありすぎて、シェアする時間が足りないです。
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みなさん、それぞれに有意義な時間を過ごし
楽しまれた様子が伝わります。
「シェアする時間が足りない、、、」
と思えるほど、次から次へと
新たな発見や気づきが得られたのだと思います。
この読書会のファシリテーションを
務められるにあたって斎藤さんに
インタビューをしておりましたが、
斎藤さんがお話くださった
「この読書会は
『まずは自身がなにをどう感じているのかを確認する時間を作る場』
にしたいと思っています」
というコメントのとおり、
まさに、自分がなにをどう感じているかを
確認する時間になったのだと思わずにはいられません。
私も子育てをする身。
お母さんの心強い味方となる
このような読書会が増えることを願ってやみません。
斎藤さんの活動がひろく届きますように。
どうかこれからも、みなさま応援ください!!
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※斎藤恭子さんの育児ブログ「それでも育児はおもしろい」
※斎藤恭子さんのインタビュー
今のキャリアがストップしても
未来につながる小さな出会い(斎藤恭子さんの番外編)
(2017年10月取材 後藤安賀里)