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コロナとバトンの真の関係

2020.05.05
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こんにちは!リーディングファシリテーターの榎本澄雄です。

2020年春、
新型コロナウィルスの影響で外出自粛・・・
そんな影響からか
ブックカバーチャレンジ、流行ってますね。

「ブックカバーチャレンジ」とは
読書文化の普及に貢献するため
好きな本を1日1冊選び、
本の表紙画像をFacebookへ7日間アップを続ける。
そして、友達を招待しこのチャレンジへの参加をお願いする
というもの。

そのほかにもSNSでは、バトンを回すことが大流行。
暇を持て余した人がやってる戯れ事だと思っていませんか?
残念ながら、それは大きな間違いです。
そこに、人間の根源的な欲求が隠されています。

緊急事態宣言が、延長されました。
飲食、宿泊、観光、娯楽、芸能、芸術。
特に対面のサービス業は、大打撃。
家賃、光熱費、人件費、そして自分と家族の生活費。
来月の明るい暮らしが見えてきません……。

今はまさに、時代の変わり目。誰の目にも明らかです。
数年前には考えられなかった。驚くほどです。

コロナとバトンが象徴するもの

それは、伝達です。
いま、人がオンラインで接触して、さまざまな情報を伝えています。

人は、伝えたい、回したい。
著者も、読者も、教育者も。
変革期に学校のオンライン教育が盛んになるのも頷けます。
感染症よりも、強く、速く、遠くへ伝わるもの。
それが、本であり、読書であり、読書会です。


幕末。
明治維新。
緒方洪庵の適塾。吉田松陰の松下村塾。多くの私塾が誕生しました。

終戦後。1947年。
西田幾多郎全集が発売。
哲学書を求め、岩波書店に徹夜行列3日間。

2011年。
東日本大震災。地震、津波、原発事故。
時代の混迷期に、私たちリードフォーアクションは誕生しました。

新型コロナウイルス感染症は、地球の大きな渦です。
人と人との接触、働き方、生き方を見直す時期を教えているかのよう。
私たちリードフォーアクションも、バトンを回すように、あなたに何かを伝えたい。

読書会に参加するだけで、あなた自身が変化の渦になります。