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おじさんにエールを送るのはやめましょう ?

2020.07.09
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リードフォーアクション 斎藤恭子です。

2020年7月8日「日本経済予言の書」を課題本に
エキスパートカフェが開催されました。

今回は、なんと!著者の鈴木貴博さんと神田昌典さんの対談付き!
この対談、かなりおもしろかったです。


冒頭で、鈴木さんから
「コロナ禍で人間の本質に戻ってきて、子供化してる」とありましたが
歯に衣着せぬ、率直な意見がいっぱい。

そのせいなのか、
鈴木さんと神田さんの未来予測が違っていて、
お互いの共感ポイントが全然ない!!笑

神田さんも
「いつもは相手に合わせるタイプなんだけど、
僕と鈴木さんの仲だから、ぶつかっちゃっても許してもらえると思っている。
夫婦だったら、毎日ケンカですね〜。」と

意見は違えど、終始ニコニコ。
特に意見が合わなかったのが
「おじさん」問題でしたね。

鈴木さんは、

過去30年、日本を支えていた産業は
家電、コンピューター、工作機械、自動車の4つ。
でも、家電とコンピューターは廃れてしまった。
今残っている、2つのうちの自動車産業が倒れてしまったら・・・
日本経済の要である自動車産業を支えるために、頑張ってほしい。

「僕は、おじさんに頑張ってもらいたい」
「過去最大におじさんにパワーがある時代」
「おじさんが変われば変わる」

一方の神田さんは、

アントレプレナーシップが廃れて
ゼロイチを作れない人、
おじさんには退場してもらった方がいい。

「僕は、おじさんにエールを送るのはやめる」
「子供たちにビジネスを作ってもらった方がいい」
「おじさんは頑張るな」

56歳の神田おじさんと57歳の鈴木おじさんが
自分が「おじさん」と認識した上で、

神田さん「もう関わり合いたいない、僕は好きなことしたい」
鈴木さん「僕はまだ、いなくなりたくない」
と無邪気に意見を交わして、じゃれ合っていました。笑

また、鈴木さんは、
「この読書会の参加者の顔を拝見すると
おじさん世代も多くて、
まだまだ変わっていけると希望を感じた」
とおっしゃっていましたね。

それにしても、この対談中、
何回「おじさん」と出てきたでしょうか?
個人的には、
まだまだ、おじさんの凄まじいパワーを感じる対談でした。笑