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リードフォーアクションのリーディング・ファシリテーターって何する人?役割や資格概要についてご紹介!

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2022.06.30
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世界最大級の“行動するための読書会”として知られるリードフォーアクション。リードフォーアクションでは、読書を単なる「個人が知識を得るための経験」に留めるのではなく、「仲間と共に感想を分かち合ったり、新しい自分に出会ったりするための経験」にすることができるのが特徴となっています。

 

そのリードフォーアクションアクションにおいて、キーパーソンとなるのがリーディング・ファシリテーターであり、会の運営に無くてはならない存在です。

 

リードフォーアクションにこれから参加したい方、すでに参加している方の中には、「リーディング・ファシリテーターがどんな役割を持つのか」「リーディング・ファシリテーターになるためにはどんなステップを踏む必要があるのか」と気になる方も多いことでしょう。そこで今回は、リーディング・ファシリテーターの役割や資格概要について、詳しくご紹介していきます。

そもそも「リードフォーアクション」とはどんな会?

リーディング・ファシリテーターの概要に触れる前に、リードフォーアクションとはどのような会なのか、おさらいしておきましょう。

 

リードフォーアクションとは、「日本最大級の行動するための読書会」と言われています。この会が誕生したのは、2011年の9月。同年3月に発生した東日本大震災によって社会全体が不安に包まれる中、誰もが「新しい時代を自分たちで作っていかなければならない」と感じていました。しかし、「一人ではどのように活動していけばよいか分からない」「何から手を付けたらいいのだろう」と思っていた方が多数いたことも、また事実です。そんな時、人々が一歩を踏み出すために「知を共有するソーシャルリーディング・コミュニティ」として誕生したのが、「リードフォーアクション」でした。

 

リードフォーアクションの会に参加する最大のメリットは、「読書=個人が知識を深めるもの」という認識から、「読書=仲間と共に感想を分かち合ったり、新しい自分に出会ったりするための経験」へと変わっていく体験をすることができる点。本をきっかけに仲間と対話をすることで、知恵が生み出され、新しいアクションへと繋がっていきます。

 

とはいえ「読書会」と名前がつく会は、日本の至る所で開催されているため、「どの会に参加しても一緒でしょ」「あまり代わり映えしないのでは」と思う方もいらっしゃることでしょう。

 

しかし、リードフォーアクションがそれらと一線を画すのには、以下のような理由があります。

 

・全国各地で、同じ目的に沿って複数の会が開催されている

・リーディング・ファシリテーターが多彩なテーマを扱っている

・本で学んだことを、みんなで実践し、行動する「ワークショップ型」を取り入れている

・事前に本を読まなくても、たった30分で本の中味がスッと頭に入るスタイルを採用している

・参加した方が自ら行動を起こすことによって、自分らしいキャリアステージを手に入れている

 

このように、リードフォーアクションでは、読書の場を通じて、行動するきっかけに繋がり、参加者が自分らしいキャリアステージを手に入れることができるのが特徴です。

 

リードフォーアクションに欠かせない存在「リーディング・ファシリテーター」

リードフォーアクションが円滑かつ活発に運営されているのには、リーディング・ファシリテーターの存在があることを忘れてはなりません。

 

リーディング・ファシリテーターとは、リードフォーアクションの読書会の進行を務めるメンバーのこと。地域に密着して活動するリーディング・ファシリテーターの数はおよそ390名と言われ、これらのメンバーを中心に年間1,300回以上の読書会が開催されています。

 

ビジネス・英語・キャリア・家族といったさまざまなジャンルの会が主催されているため、「一体どんな人がファシリテーターをやっているのだろう?」と疑問に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、実はリーディング・ファシリテーターの多くは会社員です。仕事のかたわら、始業前や終業後の時間、または休日を利用して、興味のある分野の読書会を企画・運営しています。

 

「リーディング・ファシリテーター」を目指すきっかけ

会社員をやりながら、隙間の時間にリーディング・ファシリテーターをやるのは大変に見えるかもしれません。

 

しかし、リーディング・ファシリテーターの方のほとんどが、『読書会で出会った異なる業界や分野の方々と本について対話をすることで、自分の「強み」が自然と浮かび上がってくるだけでなく、新たなキャリアステージが見えてきて、とても面白い』とおっしゃいます。

 

実際に、リーディング・ファシリテーターとして活躍している方の中には、

 

・医療機器事務だった方が、歴史を学ぶ読書会を主催して高い視点を身に付け、総合病院の事務職トップに昇格した

 

・大手自動車メーカーのエンジニアだった方が、女性向け読書会を主催したことで、出産後に子どもの頃の夢を思い出し、SNSで人気の子育て奮闘漫画を執筆するまでになった

 

・中学校教諭の方が、読書会をきっかけに、インドネシアへ移住。6か所の教育コミュニティで学校の授業づくりをサポートし、その活動がインドネシアで出版された

 

など、人生を大きく変えた経験をされた方が多数いらっしゃいます。

 

リーディング・ファシリテーターは、読書会を通じてさまざまな体験ができるだけでなく、実際にキャリアアップも果たすことができる視座の高いポジションです。その活動を通じて、目標を叶えてきたロールモデルがたくさんいるからこそ、最近では「自分もリーディング・ファシリテーターとして活動したい」と志願する方が多いようです。

 

リーディング・ファシリテーターの役割

「リードフォーアクション」では、単に読書をするだけでなく、行動・実践するところまでプログラムされているのが特徴です。たとえば、「プレゼンの本で学んだことを生かし、自己紹介ビデオの撮影をしてみる」「マーケティングの本を読んで、その手法を会社で実践してみる」といったものが挙げられます。

 

そうした中で、リーディング・ファシリテーターには、

・会の趣旨に基づき、テーマに沿った読書会を開催すること

・本を読んで学んだことやその場で得た気付き・アイデアを仲間と共有し、実生活に活かしていく方法を引き出すこと

・読書会をきっかけに社会における新しい価値の創造を仲間と共に目指せる場を作ること

などの役割が求められます。

 

メンバーが安心して発言したり行動したりできるようにするための「場づくり」「雰囲気づくり」はもちろんのこと、仲間と楽しく挑戦できる「実践の場」を提供しなければなりません。

 

リーディング・ファシリテーターにはどうしたらなれる?

リードフォーアクションの読書会を開催するリーディング・ファシリテーターは、認定資格になります。

 

そのためリーディング・ファシリテーターになりたいと思った場合には、同法人が目指す、

 

・本を通じて周りとつながり、一人ひとりが自らの力を伸ばしていくこと

・参加者が自分の才能を使って、広く社会問題の解決に取り組んでいけること

 

を実践するための「リーディング・ファシリテーター養成講座」を受講する必要があります。リーディング・ファシリテーター養成講座は、体系的かつ創造的な読書会の開催の仕方を身に付けていくものです。講座を修了した方には「認定ファシリテーター」として、修了証が授与されます。

 

その後は「リードフォーアクション認定ファシリテーター」として読書会を開催することが可能です。また会員になると、ポータルサイトへのプロフィール登録や告知、集客のほか、協会企画読書会へのファシリテーターとしての参加といった特典も受けることができます。

 

まとめ

今回の記事では、「リーディング・ファシリテーターがどんな役割を持つのか」「リーディング・ファシリテーターになるためにはどんなステップを踏む必要があるのか」といった点について、詳しくご紹介していきました。

 

この記事を読んで、リードフォーアクションに興味を持った方、リーディング・ファシリテーターにチャレンジしてみたいと思った方は、まもなくリリースされる、まもなくリリースされる「オンライン読書会用 リーディング・ファシリテーター講座の」をお楽しみに!

 

きっとあなたも、本で・繋がり・楽しく学び・行動するリードフォーアクションの魅力にハマること間違いなしです。

 

・リードフォーアクションのサイト→https://www.read4action.com/